(書評)俺、ツインテールになります。4.5

著者:水沢夢



日々、激化する愛香とトゥアールのじゃれ合い。愛香に対抗するため、日々、ツイテイルズ基地に改造を施していくトゥアールと、それを迎撃しつつ、自分に都合の良い発明品を期待する愛香。そんなとき、望んだ夢を見ることができる機械の開発をトゥアールがはじめて……
アニメDVDの特典小説を改稿し、一つの物語に仕上げた作品。タイトルからもわかる通り、時系列的には4巻~5巻の間。アニメがちょうど、4巻までの内容だったので、その後日談的な位置づけ(まぁ、アニメは大分、原作を改変していたけど)
話としては、冒頭に書いた通り、愛香とトゥアールのじゃれ合いがメイン。それも、多分、アニメDVDの特典を改稿したものだからか、普段以上に、愛香とトゥアールがじゃれ合う……というか、戦い合うシーンとかが多めになっている感じ。勿論、ギャグ多め。
なんていうか、個人的に1本の話としては微妙、という印象。どうしても、同じようなシーンが繰り返すためにちょっとテンポが悪く、ツギハギ感を感じてしまうため。短編なら短編でも読みやすかったんじゃないかな? と、どうしても思う。
ただ、それでもシーンごとのギャグは面白い。
普段から深夜遅くまでじゃれ合っているから、アルティメギルの睡眠攻撃で眠ってしまうツインテイルズの面々。その中で、眠りにつかなかったのは、早寝早起きの習慣ができているイエローのみ。しかし、普段、レッドに「見られること」で興奮し、力を得るイエローだが、そのレッドは……。そんなとき、トゥアールが囁いたのは……。うん、脱いで、って当たりでも色々とアレなのに、新たなる性癖に目覚めちまったよ(笑) というか、露出とかそういうものの興奮って、実際に見られているかどうか、よりもシチュエーションにって部分あるだろうしなぁ。しかし、それを実際に見られたら……オチもなかなか良かった。
でもって、ある意味、最大の見せ場と言えるだろう愛香とトゥアール。冒頭に書いた夢を見る機械の実験によって暴走。トゥアールを一方的に慕うようになって。「何たる百合!」とか帯にはあるけど、どっちかというと、愛香とトゥアール両者が似ているキャラだ、というのを感じさせる話かな? トゥアールが、愛香は攻められると、とかいうけど、これはトゥアールも同じだよね。勿論、普段と違っていて気持ち悪い、とかもあるんだろうけど、ここまで愛香から逃げ続けるトゥアールは初めてだろうし。そして、先代テイルブルーを示唆するシーン……
色々と不満はあるが、それでもここ一番でしっかりと締めてくる、っていうのはさすが、なのかな?

No.4340


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