(書評)可愛ければ変態でも好きになってくれますか?

著者:花間燈



知り合いの女の子4人の力も借り、所属する書道部の掃除を終えた桐生慧輝は、そこに自分宛のラブレターが置かれているのに気づく。なぜか、パンツと一緒に。ラブレターの送り主候補は4人、いや、そのうち一人は妹だから3人。その中の「シンデレラ」を探し始める慧輝だったが……
これ、続編あるの?
冒頭に書いたように、ラブレターとパンツを暮れた相手を探すため、候補となる面々について調べる慧輝。ところが、調べた結果、その少女たちはそれぞれ変態だった、という、ある意味、シンプルな話(笑) 一応、ネタバレになるけど、カラーイラストで書かれているので言っちゃうと、慧輝の所属する書道部の先輩・紗雪は、慧輝にペットとして飼ってほしいと望むドM。一方、慧輝を慕う後輩の唯花は、彼に奴隷になってほしい、というドS。そして、幼馴染の真緒は……
正直ね……ドMな紗雪に「飼い主」になってほしい、といわれる一方で、唯花に「奴隷にしたい」と言われる主人公って、どういうキャラなんだ? という気はする(笑) ある意味、両者から見いだされる慧輝って凄いんじゃないかと思ったり……
そして、そんな二人と比べると、真緒は、正直、「ふつ~」という感じがしてしまうのは、私だけ? うん、コミケ界隈に顔を出し過ぎて感覚がマヒしているのは自覚している……
というか、話の流れとかそういうのは非常にスムーズだし、色々とおかしなヒロインたちの会話と、それに対する的確な主人公のツッコミというのは結構、好き。会話文が多い、っていうのはあるんだけど、それ故にテンポよく進むし、リーダビリティも高い(自分、この作品は30分で読了しました) あとがきで著者が「少しでも笑っていただけたなら幸いです」と書いているんだけど、自分、好きよ、こういう(良い意味で)くだらない作品って。
まぁ、終盤、無理矢理に別キャラを出して、とかは、強引なだけで……って感じだし、結局、ラブレターを送ったのは? というのはある(消去法で、というのはナシね) ちょっとそこが勿体ない、かなぁ、と……

No.4371


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