(書評)可愛ければ変態でも好きになってくれますか?2

著者:花間燈



パンツと共に下駄箱に入れられていたラブレターの送り主を探すうちに知った、身近な存在の性癖。一変してしまった日々の中、送り主・シンデレラを探す俺。そんなときに、ロリっ子生徒会副会長も参戦してきて……
と書いたけど、この巻、物語の始点としては前回の最後に出てきた天文部員である先輩・鳳小春が主人公の親友である翔馬と付き合えるように手伝う、という中で物語が進んでいく(その中で、他の面々が現れ、さらに副会長・藤本彩乃とも出会う) そして……と……
とりあえず、新キャラである藤本副会長については……この作品ならどんなキャラなのか想像ができる!(笑) いや、他の作品なら、何かあるごとに自分に身体を寄せてきて、男の胸に顔をうずめて……っていうちっちゃな女の子。どれだけ自分に甘えてくるんだ! 的な想いを抱くんだけど、この作品の場合「そんな奇麗な理由の分けないやん」とうがった見方をするため、性癖が暴かれても「やっぱり!」って感じ。
前巻から、この感覚、どこかで……と思ったのだけど、考えてみると『えむえむっ!』(松野秋鳴著)シリーズを読んだときに似ているのかも。
というアレコレをやった中で、ラブレターと一緒にしまっておいたパンツがなぜか消え、その犯人も捜すことに。そんな中、今回、メインヒロイン的な行動になってきたのが、ドMの先輩・紗雪。なぜ、主人公・慧輝に「飼い主」になってほしいのか? それまでの過程がつづられての最後の一言……
性癖とか、そういうのを目の当たりにされるに確かにドン引きしてしまう部分がある。でも、そんな部分も含めてその本人。そして、変な性癖を持っていようが何だろうが、相手に対する想いというのは真摯。それを実感したときに……
基本的には前巻と同じように、変態さんが変な性癖を出してのドタバタコメディなのだけど、第2巻にして早くもタイトルに纏わる部分がクローズアップされてきていい感じ。
まぁ、シンデレラが誰なのか? という部分については、他のキャラとの扱いの違い故に彼女だろうな、というのが想像できてしまうのだけど、むしろ、タイトル部分がどう盛り上がるのか気になるところ。

No.4422

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