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(書評)クラスのギャルとゲーム実況 part.1

著者:琴平稜



スクールカーストのトップに君臨するギャル軍団の中でも一目置かれる存在・駒形花。しかし、彼女は、ゲーム実況の世界では知らぬものはいない有名実況者。そんな彼女から、ゲーム実況で有名になる方法を教える代わりに、ゲームの腕を鍛えてほしい、と頼まれて……
ちょっと前に、『彼女と俺とみんなの放送』(高峰自由著)シリーズを読んだときに、「ニコニコ生放送か」と思ったら、今度はゲーム実況……。WEBの発達とともに、色々なサービスも出てきているけど、それだけ今の中高生とかに、こういうのが大きな影響力を持っているんだろうな、とおっさんである私は感じてしまう。……毎週、酒飲みながらアニメ語るWEBラジオやってるけどさ……
著者の作品は、以前、『勇者リンの伝説』シリーズを追いかけていたのだけど、やっぱり、こういうゲームとか、そういうのが好きなのだろうな、というのを感じる。そして、その中でのひたすらの掛け合い、っていうのも。
冒頭に書いた粗筋で、花は有名な実況者と書いたのだけど、ゲームの腕はヘッポコそのもの。そして、そのヘッポコな腕で、ゲームのキャラクターに対するひたすら猫かわいがりなコメントをしまくることで知られる存在。一方の主人公・宗彦はゲームの腕はそこそこ。しかし、ただ地味な実況者という存在。そんな二人が、互いに協力をすることになって……なんだけど、基本、花のプレイはヘッポコだし、それが受けている部分があるから、それほど宗彦の実況が伸びる要素もない。まぁ、「相手を意識して喋る」とか、そういうのは重要なのだろうけど、花が出来ているのかは……と思えるし。
そして、そのような中、他の実況者も現れ、それが全員、女子で……ではあるけど、雰囲気とすれば、皆でワイワイとゲームしている、という感じかな? 少なくとも、この段階での恋愛要素とか、そういうものは感じなかった。多分、過去のエピソードはつながってくると思うけど。
それよりも、やっぱり著者のギャグは好き。一番笑ったのは、キャラ付けをしてやれば? という花たちのアドバイスにして、過剰なキャラ付をしたら、コメントで着たのは「キモヒコ」呼ばわり。そして、「尋常じゃない気持ち悪さ」ということで再生数が伸びる、というところかな。絶対、精神的に病みそうだけど(笑) また、『群馬ジャングル』は素でやってみたい(笑)
何か不穏なプロローグとか、そういうのも気になるし、続巻が出たら買うのは決定。ちゃんと、伏線は回収されますように……

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