(書評)クソゲー・オンライン(仮)3 このクソゲーが現実だと私だけが知っている

著者:つちせ八十八



バグで生まれてしまったササラキとアズラエルの娘・キサラ。「この仮想世界はゲームではない。現実なのだ」そう主張するキサラ。AIである彼女は勿論、間違っているわけだが、彼女のいう「邪悪なる運営に騙されている!」という言葉に、全員が同意してしまった。その状況に、「じゃあ、プレイヤーVS運営のイベントを開催しましょう」ということになってしまって……
とりあえず……授乳プレイ、エロすぎ! そして、アズラエル、チョロすぎ!
とにかく、ここまで来て思ったのが、この作品はアズラエルのチョロインっぷりを素直に楽しめばいい作品なのだろうな、ということ。バグによって妊娠してしまったアズラエル。誕生を回避するために色々と方策を練るものの、そのための「性教育」やら何やらに感化され、気付くとなぜか子供を産む方向へと進展。さらに、その娘、キサラが暴走を開始し、行方不明になったら、それを探すためにTP(ときめきポイント)を得るために、天然ボケでエロ行為とかへと走る。そのチョロさがだんだんクセになってきた。
だって、授乳プレイが一番、マシだ! そして、自分が授乳する側じゃなくてササラキのミルクをもらえばいい! って……あー……無知って怖い(笑) 当然、それは疑似エロプレイとなって……
その中で、何だかんだでそれを素直に楽しんでいるリズナとか、そういうのを含めながら、イベントが進んでいくわけだけど……本当、ゲームの危機がどうのこうの、というよりも(パターンとして、結構、似たような流れが多いっていうのもあるので)、状況下でのそれぞれのやりとりを楽しむ、という方向へと進んできたっていのがよくわかる。その中で、何よりも印象に残るのが、チョロイン兼無知というアズラエルの存在。シリーズを読む中で、かなりアズラエルがかわいく思えてきた。この娘なら、上手くだませば……(犯罪です)
まぁ、ゲームが終われば、キサラも……という危機が回避されて、その意味ではハッピーエンド的なまとまりになったのだけど、終了にむかっている、という状況そのものは変わっていないわけで、そろそろ、何か、逆転の目とか、そういうのが出てくるころ合い……なのかな? とは思う。

No.4453

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村


スポンサーサイト

COMMENT 0