(書評)通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?3

著者:井中だちま



母親を上回る強さを手に入れたい真人は、「攻略した人は、どんな願いでも1つ叶えられる」という噂の新築タワーダンジョンを攻略することにする。だが、真人たちの前に「反抗組織」の幹部を名乗る敵が現れる。そもそも、攻略のためには大人数が必要。そこでギルドを立ち上げるのだが、その名も「お母さんギルド」となってしまって……
ここまでの2巻は、どちらかというと母親と子供の関係性。もうちょっというと、子供にとって、母親というのが大きな存在であり、育児放棄とか、逆に過干渉というような問題っていうのを描いた作品になっていた。今回はそこからは毛色を変えてきたな、というのがまず最初に思ったこと。
今回は、どちらかというとギャグとかそういう方向に大きく舵を切ったかな? という印象。
ライバルとも言える「反抗組織」の幹部・アマンテが登場……するけど、基本的に残念な子で、とりあえずいろいろと機密事項とかを喋ってしまう。そして、家事対決を真々子に勝負を挑んで惨敗。っていうか、聖剣使って皿洗いだったり、洗濯だったりと用途多いな!
まぁ、でも、本当、今回はギャグメインになったなぁ、というのが第一。攻略のためにギルドを作るのだけど、そのギルドの名前が「おかあさんギルド」になってしまった。そして、そのメンバーは塔に行って洗脳されてしまった子を持つ母親たち。母親たちなので、午前中は家事などがあって攻略に向かえない。だから、攻略は午後に入ってから。そして、夕食の準備のため、早めに帰宅する。何かどっかでこんなシチュエーションを見たことがある気がするのだけど、安定した面白さと言えるだろう。
そして、いざ、攻略を開始した塔の中にあるトラップ。床を踏むと装備が消えていく……。周りに下着姿のおばちゃん集団(さすがにイラストは、ワイズとかだったけどさ)て……ある意味、地獄絵図だな(笑)
物語的にも、母親を滅ぼす、という反抗組織が登場。さらに、何かよくわからないけど、やたら強い、とか、いろいろと秘密のありそうな設定が飛び出してきた、という意味では繋ぎの巻、ということも言えるんじゃないかな、と思う。っつーか、アマンテさんの実際のへっぽこぶりを考えると、そんなにすごい組織なのか? って気がしないではないけどさ……

No.4490

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