(書評)妹さえいればいい。8

著者:平坂読



年が明け、『妹のすべて』のアニメ化も着々と進行する伊月。しかし、ある日、エゴサーチした伊月が見たものは……
公式サイトでの凡ミス。あとがきでも書かれているけど、実際に起きたことを思い切りネタにしおった!(笑) まぁ、色々な企業がかかわっている以上、こういうミスが関係各所に色々と迷惑をかける、っていうのはあるんだろうな……。しかし……実績のあるイラストレーターや作家さんは、心が折れると編集者さんが高級風俗で接待してくれるんだ……。たこ、覚えた(ぉぃ)
という大きなトラブルはありつつも、どちらかというと、ここ数巻の人間関係の進展と比べるとゆったりとした印象。
コミケに行ったり、初詣行ったり、女子たちがルームシェアを始めたり、痔の湯治に行ったり……と、日常の話が多い感じ。でも、春斗の言葉じゃないけど、この中で印象的なのは、伊月が意外なほど、オタク要素がないこと。新刊が出ても、書店に売れているのかを見に行ったりもしないし、コミケなどに出かけることもない。「妹」ネタにひたすら特化しているから、もっと……と思うんだけど。ただ、春斗がコミケで自分の作品の同人誌を出しているところに挨拶に伺うのって、めっちゃ、プレッシャーな気がする(笑)
そんな中で、大きく動いているのは千尋を巡っての物語。
ぷりけつ先生のイラストにより、千尋は女なのでは? と広がる疑惑。そして、千尋に対して、父が放った言葉。「そろそろ、性別を告げてもいいのではないか?」 そして、春斗と千尋のやり取りの中で、春斗が何ともなく感じるもの……。こういうと何だけど、春斗自身も千尋は「弟として」ではあるものの好感を持っているだけに、このあたりも爆弾として機能しそう……
しかし、仕事場にアダルトグッズを普通に置いているアシュリーさん。そして、その言葉を信じて、春斗にマッサージ器をプレゼントしようとする千尋……。211頁のイラスト……いろんな意味で衝撃的すぎるわ!! っていうか、公衆の面前でソレを堂々と出すのは色々とヤバい。

No.4515

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