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(書評)さよならピアノソナタ2

著者:杉井光

さよならピアノソナタ (2) (電撃文庫 (1570))さよならピアノソナタ (2) (電撃文庫 (1570))
(2008/03/10)
杉井 光

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直巳、真冬、千明、神楽坂先輩で動き出した民族音楽部。来るべき夏休み、神楽坂先輩の用意した別荘で合宿、と言う話に。しかし、なぜか消極的な真冬。何とか、真冬を説得して向かうのだが…。
なんていうか…ここまで鈍感だと、むしろ笑うしかないね(笑) 周囲にフラグを立てまくって、けれども本人は気づかない、ってのは、この手の作品とか、はたまたゲームとかのお約束とは言え、この作品の場合、その度合いが半端じゃない。そりゃ、こじれて当然。
ということで、2作目は、そういうところが強くなったわけだけど…正直、ちょっと…かな。
鈍感な直巳と、それに傷つく真冬、さらに周囲…というのはお約束なんだけど、なんか、読んでいて真冬は真冬で「我侭」というか「自分勝手」と言うような印象が強くしてしまう後半の展開だし、神楽坂先輩とかとの話にしても、ちょっと唐突な感じがしてしまう。男1人、女3人のバンド、ということで、そういう人間関係がギクシャク、というのは物語としてあって当然なのだろうけど、もうちょっと上手く料理できたんじゃないか、と言う風に感じる。あれだけのことをして、何もなくハッピーエンドってのは、ちょっと…感じてしまう。
しかし、まぁ…この作品、親父コンビが良い味出してるよな(笑) エビチリにせよ、哲朗にせよ、おっさんバンドにせよ(笑) おっさんバンドの演奏、すっげぇ聞いてみたい。演奏中に酒をがぶ飲みして、どんどんヘロヘロになっていく…ってどんだけですかい。

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