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(書評)暇人同盟 友達いらない同盟2

著者:園生凪



夏休み。スベテが文化祭の準備で忙しい中、暇を持て余した新藤大輔は、「友達いらない同盟」を結んでいる澄田、城ケ崎に連絡を取る。彼女らもまた、暇を持て余しているらしい。普通の友達がやっていることを試してみることに。そんな中、話題に上ったが、城ケ崎がショウタという男に付きまとわれているらしい、ということで……
今年の年初に読んだ『友達いらない同盟』の続編。結構、1巻目で話がまとまった感じがあったのでどうするのかな? と思ったら、普通に良い感じのラブコメやってやがった(笑)
物語の中心となるのは、城ケ崎に付きまとっているショウタをどうするか? という話。友達の紹介で知り合った、という相手ではあるが、ショウタが一方的に城ケ崎を気に入り、付きまとってきたりし、非常に迷惑。しかも、物言いや行動は強引で、自分が年上と知るや、大輔らにも因縁をつけて回る。そんなショウタをどうするのか、という話の中、大輔は、大木という強面の男と知り合い、仲良くなって……
前作の感想でも、『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』(渡航著)とかを挙げたのだけど、今回の大輔のやり方ってまさにそんな感じ。暴力的な行動をとってくるショウタに対し、より強い力を持った存在を散らせつつ、心理戦で屈服させる。かなり綱渡りの話ではあるが、しかし、決まれば効果絶大。そういう意味では似た系統のキャラクターと言えるんだろう。
ただ、この巻の見どころはむしろ、そこじゃなくて、大輔が城ケ崎の問題を解決する中にあっての、澄田の行動だろう。
ショウタに悩まされている、という城ケ崎の訴えを聞いたとき、澄田もまた……。差し迫っての問題を抱えている城ケ崎ほどではないが、しかし、澄田の方にも気を遣う大輔。しかし、その相手と思われる人物は……。そして、澄田の真意は……
前漢の時点で大分、澄田の気持ちが揺れ動いていたのはわかっていたので、ある意味では予定調和なのだろうけど、ついでのように挿し挟んだ話の方で最後、話をまとめる、というセンスは良いな。ちゃんと、澄田のかわいさ、いじらしさみたいなものも強調出来ていたし。
まぁ、こういうと何だ……
大輔、すっげーリア充やん!(そこかよ)

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