(書評)王女様の高級尋問官 真剣に尋問しても美少女たちが絶頂するのは何故だろう?

著者:兎月竜之介



怪我で騎士団を退団したアレンが、第2王女であるエルフィリアに与えられた新たな仕事を与えられる。その仕事とは、表向きは彼女の護衛官だが、本当は、彼女を狙う刺客を捕え尋問する「高級尋問官」。アレンの「嘘を見抜く力」は、捕えた刺客の少女たちの弱点を次々と見抜いていって……
なんか、思ってたのと違って、むしろ優しい。
いや、タイトルが高級尋問官で、カラーイラストでは紅潮した顔で、下着姿などの少女たちが……とある。しかも、サブタイトルには「絶頂」なんて言う風にもある。なんか、無理矢理に性的快楽を与え、相手から自供させる、というような展開……まぁ、ぶっちゃけ、エロゲーとか、エロ小説とかであるような女性が捕まって、エロ堕ちして……みたいな話かな? と思っていた。ところが、そこまでハードな展開ではない。
まぁ、最初、エルフィリアが試験として「自分を堕としてみせよ」というところで、お尻叩きから……。猫系獣人の尻尾&耳責めとかはエロ方向の要素もあるかな? と思ったんだけど、物語が後半に行くにつれて、そのような要素は薄れていって、どちらかというと、その相手が何を求めていて、それをどう満たすのか? という方向にシフトしていく。そのため、イラストはアレだけど、内容としては、どう相手を懐柔するのか? というもので、尋問という感じではないように感じた。
……一番最後の尋問……自作のエロ小説を自分で朗読させる、ってのはある意味、究極の羞恥責めとは思うけどさ……
その中で印象に残るのは、王女であるエルフィリアかな? そもそもが、アレンを採用したわけだけど、幼いころから何でも自分の思うように何でも出来ていた彼女。そんな彼女を、真剣に叱ったことで、「叱られる」ことが快感になった、というなかなか歪んだ性癖の持ち主。そして、他の尋問においては、アレンの指示でそれを実行する。勿論、自ら服を脱ぎ、下着、時には全裸で……。明らかに、この人が一番、性癖がおかしいんですけど!(笑)
話そのものは決して悪いとは思わないんだけど、表紙、イラスト、帯などで散々、エロ方向のイメージをたきつけているため、ちょっと「あれ?」という感じが残ったのも確かだったりする。

No.4727

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