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(書評)通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?5

著者:井中だちま



ゲーム世界の母親No.1を決める「天下一母道会」に出場したいという大好真々子。息子としては嫌ながらも、渋々、参加を認める真人だったが、真々子は優勝候補として大いに注目を浴びていて……。そして、スタッフとして大会に参加することとなった真人は、なぜか、様々な種族の母親からモテモテで……
今回は、結構、ギャグ的な話が多めだったな。というか、真々子さん無双過ぎるだろ!
獣人だったり、エルフだったり、アンドロイドだったり、ドラゴンだったり、アマンテ&ソアラだったり……といったおかんが揃って、洗濯とか、お買い物とか、料理とかで対決していく、という話。その中、アマンテらの薬によって、別種族に変身して、ただでさえ能力が高い真々子さんが完全無欠になる。なんか、ここまでくると、完全にご都合主義と言えるのだけど、それがこの作品の場合、ギャグとして昇華されている辺り、ここまでの積み重ねがなせる業だろうな。っていうか、獣人&獣人化した真々子さんの、尻尾を狭い場所に入れて埃とりとかって、それは掃除と言っていいのだろうか?
で、そんな感じで、圧倒的な強さで勝ち上がっていくのだが、そんな中、データ不明で、真々子そっくりな謎の母親・HANAKOが現れて……
そこまでが完全にギャグ展開だったのだけど、そのHANAKOとの戦いの中で真々子が言う「母親とは何か?」というメッセージは、これまでとつながっていて、真々子の芯の強さを感じさせる。
前回の、ギャンブルにはまり、何もできない母親たち……っていうのも、でも、何が出来なくとも、子供にとって母親は母親、っていうのと同じく、母親というのは、何かが出来るとか、強い、とか、そういうものではない。共に時間を過ごし、共に思い出を重ね、その結果が親子なんだ、というメッセージ。そのメッセージは強いよな……。まぁ、子供の頃の思い出写真とかを一般公開された真人にとって、かなりの羞恥プレイだけど(その前に、掃除対決でいろんなものの隠し場所などを探られる、っていうのもだけど)
……まぁ、この巻、子供組の存在感が恐ろしく希薄だった気がするのは気にしちゃいけない。
そして、そんな中でのエピローグ。アマンテたちの組織の中で、ポータの存在意義が色々とあることが判明して……
いよいよ、ポータの出番、かな?

No.4748

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