(書評)出会ってひと突きで絶頂除霊!2

著者:赤城大空



乳避け女を退け、退魔師の仮免許を取得することが出来た晴久たち。だが、その後の失敗続きで早くも、その仮免許剥奪の危機に……。そんなとき、晴久の絶頂除霊が濫発されないよう監査官が派遣されることに。その監査官とは文鳥桜。彼女は晴久と同じ施設で育った妹のような存在で……
第1巻はキャラクター紹介みたいな面が強かったこともあり、第2巻になってギャグとかがパワーアップしたような感じがする。
第1章は、前巻の後の日常話なのだけど、乳避け女に憑かれていた南雲さんが酷い!(褒め言葉) 前巻で、自分の胸の小ささがコンプレックスとなっていて……とあったんだけど、絶頂除霊を受け、なぜか、それをすると胸が大きくなると信じ込んで晴久に迫る。さらに、その場面を周囲に見つかって……と、ある意味、お約束のドタバタ劇。そんな中、桜が現れ、さらに、町ではロリコンスレイヤーなる存在が噂されるようになって……
ロリコンスレイヤー。それは、文字通り、神出鬼没に現れては、ロリコンを退治していく怪異。晴久たちもそれを追うのだが、ある少女との邂逅で、晴久自身がロリコンに目覚めてしまい……
この晴久がロリコンに目覚めてからの攻防戦(?)もなかなか。なぜか、スマホにインストールされている「ロリコンGO」なるアプリ。そして、そこには当然のように……。そんなもの、見てはいけない。今すぐ削除だ! そう思いつつも……。さらに、そのことによってロリコンスレイヤーの襲撃も受けるし、周囲には隠さねばならないし(特に宗谷の淫魔眼は……) ロリコン裁判とか、そういうのも含めて、かなり悪ノリ的な要素はあると思うのだけど、そのバカバカしさ、というのが上手く馴染んできて大笑いした。
そのロリコンメーカー、ロリコンスレイヤーの正体とかは、何となく予測できたことなのだけど、その上での最終バトルは……
熱いんだけど、酷い!(褒め言葉)
町に群がるロリコンたち。ロリコンスレイヤーを倒すためにも、まずはそこを突破せねばならない。そのために、大人数の怪異を相手に、絶頂除霊を繰り返す! 1対多、というバトルで奮戦するシーンっていうのは、当然、盛り上がる部分ではある。しかも、終盤、仲間たちも駆けつけて……となれば猶更ね。でも……、絶頂除霊を繰り返し、それをされた敵が色々な汁をまき散らしながら倒れていくシーンってどうよ? しかも、戦いに苦戦をする自らを鼓舞するため、自らにも絶頂除霊をして色んな汁をまき散らしながら奮戦する主人公ってどうよ? イラストは277頁くらいしかないのだけど、真面目に戦っている主人公の股間が……ってこの絵面のひどさときたら……
最終的に締めるべき部分は締める。元凶の抱えている心情などもわかる。けれども、絵面的に酷すぎる。この辺りの著者のセンス、大好きだなぁ。

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