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(書評)86 エイティシックス Ep.2 ラン・スルー・ザ・バトルフロント・上

著者:安里アサト



共和国の指揮官・レーナとの非業の別れの後、隣国リアーデ連邦へ辿り着いたシンたち。彼らはそこで保護され、一時の平穏を得る。シンたちを保護しようとする大人たちの想いとは裏腹に、戦場へと戻ることを決意するシンたち。そして、シンの能力によって予見されたレギオンによる大攻勢が始まる……
1巻を読了し、1年以上の放置を経て読んだ第2巻。流石に積みすぎ(そのくせ、4巻まで既に手元にあるし) でも、それだけ期間が空いたけど、代々の展開を覚えていた、っていうのはやっぱり印象が強い物語だから、なんだろうな。
1巻の終盤、絶望的な状況の中で戦地へと赴いたシンたち。そして、ラストシーンで再開する、ということになるわけだけど、その空白の期間の物語、という風に言えると思う。
ぶっちゃけ、内容については、粗筋で書いた通り、って感じではあるんだ。
連邦に保護され、平和な時間を過ごすシンたち。フレデリカという少女に、妹のように懐かれ、彼らを保護した大人たちは、彼らが将来どうなるのか、というのを本気で心配される。シンは、高等教育を受けさせるべきではないか? 機械いじりの好きなライデンは、そのような専門教育を受けさせるのが良いのではないか? 人間扱いをしなかった共和国とは裏腹の、まさに人道的な教育を受けさせようという者ばかり。
しかし、そんな周囲の想いとは裏腹に、シンたちは戦場へ戻ることを決断する……
その時々で、シンの脳裏をかすめるレーナの姿。そして、平和な日々の中に対して感じる違和感……
これって、勿論、それ以外の生き方を知らない、っていうのもあるんだろうけど、同時にレーナのことが心にあって……という二つの側面から、なんだろうな。そして、そんな物語に加わるフレデリカという幼女の存在……
流石に3巻はそれほど間をあけずに読まなくては……

No.4767

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