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(書評)可愛ければ変態でも好きになってくれますか?5

著者:花間燈



妹・瑞葉もまた、変態であり、自分に好意を持っていたことが判明した慧輝。そのことで、慧輝を巡る周囲のアプローチは激化。このままでは、身が持たないと考えた慧輝は、周囲の「脱・変態」作戦を実行しようとするが……
こういうと何だけど、だんだんとマンネリ化してきたかな、という感じはする。
先の粗筋で、周囲の面々の「脱・変態」作戦をしようとする、と書いたけど、当然、上手く行くわけがないわけで……
そんな中で、ロリコンである翔吾の浮気騒動などを通じて、小春先輩と正式に付き合うことに、という話が何か清涼剤みたいに思えてくる。翔吾の性癖は色々とアレだし、小春もそうなんだけど……基本的には相思相愛だし、そういう意味では他にはない関係性で爽やかなんだよな。
その一方で、今回の話は唯花とのデート話で、思いっきり勘違いさせたり、瑞葉にパンツをはかせるプレイしたり……とか、そういうところで、まぁ、相変わらずなのだけど、今回、一番目立ったのは、男嫌いの長瀬愛梨かな?
男嫌いを公言し、ひたすら慧輝を罵倒するけど、でも、結構、お人好しで、何だかんだで慧輝の悩みとかを聞いてくれる。そして、ちゃんとヒントを与えてくれる(先の、「脱・変態」のアイデアも愛梨とのやりとりがきっかけだし) そういう意味で、一番、マトモなキャラとしての立ち位置を維持している感じ。……ここでメインになったら、他の性癖が出そうだけど。ちょっとここまでマンネリ化という感じがする中、こういうキャラがいることで物語がしっかりと進展するんじゃないかな、というのを思わずにはいられなかった。
……そういう意味では、ある程度、高まった愛梨の好感度をオチで台無しにしたのは正解だったんじゃないかな、と思えてならない。彼女には、今後も活躍してほしいし。
……ところで、この作品世界のネコは、パンツに描かれた魚でも大喜びするのだろうか? そこが気になるところだ。

No.4777

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