(書評)編集長殺し2

著者:川岸殴魚



幼女である編集長をはじめ、全編集者が美少女であるギギギ文庫を舞台にした短編集第2弾。
あくまでも、私が思っただけ、かも知れないけど、前巻よりも編集部あるある(?)がパワーアップしたような気がする。
例えば、1編目。文庫裏表紙の紹介文の内容を考える、という話なのだけど……確かに、その紹介文って大事だよな、というのは思う。その本が発売になる前は、その本がどういう内容なのか、っていうのは、サイトなどに綴られた紹介文と表紙デザインくらいだからなぁ……。その編のキャッチーさとか、そういうのが大事、っていうのはよくわかる。まぁ、そこでなぜか、巨乳方向にどんどん進展していく、という辺りはこの作品らしいんだけど、何か真面目な印象を受けるエピソードだった。
しょーもねぇー! って感じるのは2編目の。大物作家の編集になった桃子。ところが、良いように言いくるめられて、キャバクラ、ガールズバーに……。大金の領収書をどう処理してもらうか……。編集長を上手く言いくるめて……という中、そういうのを上手く処理する先輩にアドバイスをもらうが……。確かに、桃子の言っていることは無茶苦茶なんだけど、あの編集長が……って相当に目が座っていたんだろうな(笑) 編集部あるある的な話ながら、そのオチに大笑いした。
4編目の発行部数の話は、そもそもの問題として、「発行部数」ってどういう風にやっているのか、っていうのは知らなかった。まぁ、多少、盛っている部分があるんだろうな、とは思っていたけど、ラノベなんかの場合、コミカライズとかそういうのも含めて、だったのね。というところを含めての、部数盛り合戦! 途中、桃子がツッコミを入れるけど、なぜか下がってを含めてのオチ。……ですよねー!
てな感じで、基本はギャグ路線なのだけど、編集部の雰囲気とか、そういうのも結構、リアル(?)に感じられ、前巻以上に楽しむことが出来た。面白かった。

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