FC2ブログ

(書評)ガーリーエアフォース9

著者:夏海公司



圧倒的な戦力を備えたザイと、アニマの力を擁する人類との戦いは、グリペンの記憶の解明をきっかけに新たな展開に突入しつつあった。そんな中、ベトナムにて、ロシアの誇るアニマチーム・ジュラーヴリクらとの共同戦線作戦が作られつつある中……
ロシアと日本。かつては敵対したこともあり、そこが共同作戦を、と言っても当然、過去のしこりが残った状態。内部での対立は起こるし、という状況。ともかく、グリペンの記憶にある出現地帯の観測。それにより、ザイが出撃をした瞬間に、という作戦が成功しつつあった。ところが、今度はザイの側が新たな攻撃を仕掛けてくること。それは、時空の歪みを用いて、地球上の地形そのものを変化させての攻撃。そして、その中で、ロシアチームのメンバー・パクファが行方不明になってしまい……
パクファは見捨てて、としてザイが拠点を構える南極への攻撃を、というのが決まりかける中、ジュラーヴリクは反発して……
まぁ、この辺りはわかるんだけど、一言で言うと……ラーストチェカ、面倒くさい娘! っていうのが強く出てしまったのはどーしたものか。当然、パクファを見捨てて、というのに反発するんだけど、それで慧に襲い掛かってきたり、そこで説得されたら、今度はツンデレさんになってみたり、と本当、面倒くさい娘。どうしても、それを思ってしまう。
ただ、前巻段階で、グリペンが何度も時空を超えて戦って……というのが明らかにされてきたわけだけど、今回、ザイの側もそういう力をもっているのが判明するなど、かなりSF色が強くなってきたのは確か。今回の作戦はとりあえずは成功。ただ、その中で、過去、グリペンと共に戦った蛍橋に関するものだったり、モンゴルで発見されたイーグルの機体だったり……と……
話が終盤に来ているのはわかるだけに、どういう風にまとめるつもりなのかっていうのが見えなくなってきているな、と感じる。

No.4795

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

この記事は、「新・たこの感想文」に掲載するために作成したものです。
他のブログなどに、全文を転載することは許可しておりません。
「新・たこの感想文」以外で全文を転載したブログ等がありましたら、それは著作権を侵害した違法なものとなります。

スポンサーサイト

COMMENT 0