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(書評)ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか13

著者;大森藤ノ



強化種との戦いを終え、18階層の宿場町まで戻ってきたベルたち。そこで彼らを持っていたのは殺人事件。「犯人は疾風――リュー!」 耳を疑うような情報に、ベルは、リューの潔白を信じながら、彼女の捜索隊へと加わる。そんな中、カサンドラは『最悪』の予知夢を見て……
そこで終わるんかーい!!!
物語の流れとしては、冒頭に書いた通り。リューが殺人を犯した、という情報から、彼女を探すことになるベルと、その合間合間に、大切な人々が無残に殺されてしまう、という予知夢を見たカサンドラの戸惑い、という形で構成される。
自らのファミリアを破滅へと導強いた闇ギルドへの憎しみを抱いているリュー。そのこと自体は、ベル自身も知っている。しかし、だからと言って、果たして……? そして、宿場町でリューが犯人だと言っている存在の行動について不審な点が……。番外編のリューの物語とか、そういうところで少しずつ触れられていたリューと闇ギルドの因縁が一気に表面化。怒りに我を忘れるリューと、それでも……というベルの邂逅。この辺り、やっぱりベルは天然のタラシだなぁ、と感じるところではあるんだけど……
そこからついに、カサンドラの予知夢が……
この辺りの流れ、別々のものと思われていた二つのものが実は密接な関係にあった、ということの流れは上手い。そして、そこから一気に、ダンジョンそのものの秘密へ、という展開も。この辺り、ロキ・ファミリア視点で綴られる『ソード・オラトリア』シリーズの方が先行していたと思っていたのだけど、ここにきて一気に展開するとは……
文字通り、絶望的な状況。けれども、そんな中でベルが……と、いつも通りのベル無双という形になって危機を脱出! と思ったら……さらにもう一丁!? 何か上手く収まりそうで、まだまだ……というところだけに、次が気になるところ。

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