(書評)オタギャルの相原さんは誰にでも優しい

著者:葉村哲



「キミってさー、オタクなの?」「……まぁね」「あたしもなんだ!」 オタクでギャルで、巨乳で水泳部のリア充な相原璃子。そんな彼女は、ノリと勢いで、リアルに興味のないクソオタクの僕のカノジョ(仮)に。一緒にいれば楽しいけど、現実の関係は、ギャルとオタクのオタ友コンビで……
著者の作品は、以前に読んだ『俺と一乃のゲーム同好会活動日誌』が、正直なところ、微妙な感じに思えたのだけど、今回は結構、素直に楽しめたな、というのがまず何よりもの感想。
オタク云々という話はあるんだけど、どちらかというと、主人公と相原さんの掛け合いがメインかな? 冒頭で、「カノジョ(仮)」になった相原さんだけど、主人公の好きなタイプはギャルじゃなくて、黒髪の大和撫子というタイプ。そして、二人でゲームをしたり、アニメ鑑賞会をしながら、会話をするだけ。基本的にノリだけのやりとりをしていく。基本的に、二人の会話って、オタトークっていうよりも、ノリだけの話。まぁ、本当に仲の良いオタク同士だとこんな感じになるのかもしれないけど……流石にアニメTシャツを着て外出する勇気はおいらにはないなぁ(笑)
そんな中で、ヤンキーみたいな見た目だけど、オタクという健司。さらに、その健司の彼女で、見た目などが本来の主人公の好みに合致している詠美と言った面々が現れ……。
話の流れとしては、何だかんだで、主人公が相原さんのことが好きになっていて……という感じで終わるわけだけど……正直、それほど、オタク話という感じではないんだよね。ただ、ひたすらに主人公と相原さんの掛け合いを見ながら「楽しそう」と思う作品、という印象。とにかく、二人ともノリがいいこと、いいこと……
……というか、ぶっちゃけ、ガチのオタク同士だと、却ってめんどいことになるんで、このくらい軽い方がリアリティがあるのかも……と思ったりして……

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