著者:鏡遊


過去のトラウマで「先生」という存在に不信感を持つ彩木慎はある日、学校でも最も人気のある美人教師・藤城真香に呼び出される。「わたしは――君が好きです」 断る慎だったが、「君がわたしを好きというまで、どんな手を使ってでも迫り続けるわ」と、指導と称して呼び出されることになって……
なんつーか、真香先生って……先生感ねぇぞ!
いや、なぜか惚れられて、「指導」と称して呼び出されて、色仕掛けだったり何なり、というような誘惑を受ける、というような話。しかも、その色仕掛けをする真香側が非常にポンコツで、基本的には自爆していくだけ、というオマケつき。そして、そんな姿に何だかんだ、と言って慎は翻弄されて……と……
正直なところ、真香が教師っていう設定が、都合よく慎を呼び出したりすることが出来る年上の存在である、ということ。そして、周囲にその関係が知られるとまずい、という2点くらいで、あとはあまり「先生」というような設定が意味を為しているような感じがしない。というか、全体を通して、キャラクターの設定の掘り下げとかが少ないなぁ、というのを思わずにはいられない。慎がそこまで教師不振(というか、教師に反抗する)の理由もそこまで、という感じだし、真香が慎のことを、という部分も。さらに言えば、生徒会長、クラスのグラビアアイドル、妹が、っていうのは……正直、何なの? という感じ。そういうのを突っ込んでいくと、何か都合が良いなぁ、という感じばかりになってしまうのだ。
……もっとも、この作品については、それを掘り下げるタイプの作品じゃないのだろうな、というのも思う。
基本的に、年上のポンコツヒロインに迫られ、色々と言いながらも、何だかんだでイチャイチャしているのを見守る。その部分を温かく見守る話。……きっと、それで良いのだろう。
No.4871

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この記事は、「新・たこの感想文」に掲載するために作成したものです。
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なんつーか、真香先生って……先生感ねぇぞ!
いや、なぜか惚れられて、「指導」と称して呼び出されて、色仕掛けだったり何なり、というような誘惑を受ける、というような話。しかも、その色仕掛けをする真香側が非常にポンコツで、基本的には自爆していくだけ、というオマケつき。そして、そんな姿に何だかんだ、と言って慎は翻弄されて……と……
正直なところ、真香が教師っていう設定が、都合よく慎を呼び出したりすることが出来る年上の存在である、ということ。そして、周囲にその関係が知られるとまずい、という2点くらいで、あとはあまり「先生」というような設定が意味を為しているような感じがしない。というか、全体を通して、キャラクターの設定の掘り下げとかが少ないなぁ、というのを思わずにはいられない。慎がそこまで教師不振(というか、教師に反抗する)の理由もそこまで、という感じだし、真香が慎のことを、という部分も。さらに言えば、生徒会長、クラスのグラビアアイドル、妹が、っていうのは……正直、何なの? という感じ。そういうのを突っ込んでいくと、何か都合が良いなぁ、という感じばかりになってしまうのだ。
……もっとも、この作品については、それを掘り下げるタイプの作品じゃないのだろうな、というのも思う。
基本的に、年上のポンコツヒロインに迫られ、色々と言いながらも、何だかんだでイチャイチャしているのを見守る。その部分を温かく見守る話。……きっと、それで良いのだろう。
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