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(書評)セックス・カンパニー

著者:鏡遊



幼いころから、「ラッキースケベ体質」を持っている会社員・千耶。世界的大企業グループの末端で働く彼が、なぜか、本社の施設である「ヴァルハラ」に呼び出されたのだが、そこで、思わぬ形で人気アイドルである聖奈と関係を結んでしまう。さらに、普段、会社で、「ラッキースケベ」を発揮してしまっている後輩・凛々世が、実はそのグループの頂点であることを知る。そして、凛々世から、あるミッションを受けることになり……
あとがきで『セックス・ファンタジー』のシリーズとして意識して書いたわけではなかった、というのを読み、「やっぱり」と納得してしまった。
まぁ、本作も、登場する女性陣と性行為をして……という部分では共通しているのだけど、前作については感想でも書いたように「低価格のエロゲー(抜きゲー)」っぽいのに対して、こちらは、凛々世のブレーンとなるべき女性を発掘すべく、その候補者について調べよ。しかし、その候補者たちは、悩みを抱えていて、それを関係を結ぶことで解決し、ブレーンたる存在かどうかを判断せよ、というもの。なので、「お悩み解決」的な面が強く出ていて、ある程度、ストーリー部分を強く出したエロゲーという感じとでもいうか……。まぁ、やってることは一緒なんだけど。
アイドルとして活動をしているものの、ステージで声が出なくなってしまった聖奈。悩みを抱えているのは確かだが、何が悩みなのかわからない文学少女・古詠。そんな彼女たちと、体を重ねながら……という感じが続く。その一方で、仕事として、そんな活動をさせておいて、嫉妬しまくりの凛々世。どちらかというと、凛々世の嫉妬&悪態と言ったあたりの方がメインになるのかな? という感じだった。
ぶっちゃけ、しまくっています、というのは示されるのだけど、行為自体の描写はかなり控えめで、そこまでエロスという感じではない。その意味では、過剰に期待しない方が良い……のかな?

No.4890

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