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妹さえいればいい。11

著者:平坂読



小説が全く書けない、というスランプに陥ってしまった伊月。そんな彼を優しく見守る那由多。復活させる方法を模索する土岐や京。しかし、状況は改善せず……。そんな中、女であることを隠さなくなった千尋にも……
ということで、物語の中心にあるのは、伊月のスランプ克服の方向……。旅行に行ったり、はたまた、それまでとは違った方向の話を書いてみれば? という挑戦をしてみたり……と色々とやる話。
気分転換を図る、とか、そういうのはあるにせよ、そもそものスランプの理由が千尋が妹だった! そして、それを実感したことで、自分の書いてきたものに嫌悪感を抱いてしまった……というもの。それを克服するのは……。これは、確かに難題だよな……。自分が好きだったものに対し、違和感を覚えてしまって……。勿論、自分は作家でも何でもないけど、例えば、このブログをやっている中、読書に対する熱意が急に冷え込んだら……とか思うとね……
その中で、千尋は、春斗に対する恋心を自覚。早速……となるが……。行動力あるな! ……でも……のその後が……。完全に闇落ちしているし……。そこが怪我の功名となって、親との雪解けのきっかけになったのはプラスなのだろうか? そして、そんな雪解け、さらに、那由多との結婚を考えている、ということの中で伊月がとった方法……。ここは、作家と言うものの在り方とか、そういうものにも繋がるんだろう。一応のスランプ脱出は出来た。しかし、それを読んだ那由多は……ここ数作、本当に波瀾の展開が続くなぁ……
その一方で、笑ったのは「帯を考えよう」という話。評価は高かったものの打ち切りとなってしまった木曽の作品。新シリーズを成功させるために! とプレゼンをしていく話だけど……土岐さん、悪乗りしすぎ(笑) しかも、それにどんどん乗っていく木曽さん……。なんか、これまで、良くも悪くも「堅物」の印象があったのに、ちょっとイメージ変わったかな? と。
……で、ひるがえって本書の帯。
「10巻の続き!!」
……うん、正しい。っていうか、よくよく考えると、物凄く雑じゃね? と思ったり思わなかったり……

No.4981

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