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戦うパン屋と機械じかけの看板娘9

著者:SOW



マイッツァーを狙う機械兵の襲撃により、ルートに正体がバレてしまったスヴェン。ぎこちない状態が続く中、トッカーブロートには、ダイアンとブリッツドナーまでまで現れてしまう。普段は仲裁役を買って出るジェコブも、父・ブリッツドナーとの関係で困惑。混迷を極めるトッカーブロートとは裏腹に、聖女は暗躍を始めて……
良い完結編でした! ……ではないんだけど、なんか、そう言いたくなる(笑)
正体がバレてしまって何となくぎこちないスヴェンとルート。しかも、襲撃により、トッカーブロートが破損してしまったため、スヴェンとルートは別々の場所で働くことになり、会話のきっかけすら掴めない。その中で、それぞれが自分の想いに正直になっていく。その一方で、ジェコブとブリッツドナーもまた……
スヴェンらの基本的なシステムを作り出したのはダイアン。しかし、だからと言って、スヴェンらを取り戻したい、というつもりはなく、むしろ、彼女たちがどうなっていくのかを見守りたい、という状況。そんなある意味、父親のようなダイアンの励まし。はたまた、自分のことは棚に置いてのブリッツドナーの言葉。その一方で、ルートは、自分の想いは何なのか、についてマイッツァーの遺した言葉などから結論を出して……
ジェコブとブリッツドナーの父子関係についても、ひたすらぎくしゃくするんだけど、その過去がしっかりと描かれ、それを修復したのは……。シャロデさん、女神すぎるぞ!!!
そんなこんなで、ルートが自分の想いを素直に伝えて。そして……。ここの部分については、大団円って感じだもの。ちょっと、ソフィアさんが不憫だけど(笑)
……と思ったところで、その裏で、聖女が色々と暗躍しているんだよな。というか、今回の話で、世界設定として、第1次大戦と第2次大戦の狭間くらいの時代。その中で、聖女が狙っていること。それは、戦争を引き起こすこと。それをすることで、科学技術などの発展を……。それは、ようやく終わった戦いが新たに。いや、前回よりもさらに大きな戦に……
話としては、一つ、綺麗に終わっただけに、その後が怖い。

No.4998

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