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宮本サクラが可愛いだけの小説。

著者:鈴木大輔



いつもは、冒頭に作品の粗筋を書いているのだけど、今回は割愛する。
……だって、これ、粗筋とかを書け、という感じなんだもの。いや、色々と設定とか、そういうものはあるんだけど、少なくともこの巻のエピソードとしては、そういうの関係なく、ただ、大神ヒカルに惚れている宮本サクラが、周囲に嫉妬したり何なりする、っていう話。
大神ヒカルは、北欧神話の大神・オーディンの生まれ変わり。彼の周囲には、これまた北欧神話の運命の女神・ノルン三姉妹の生まれ変われたちがおり、(エロい意味での)奉仕などを受けたりしている。で、当のヒカルは何かのほほんとした性格で、何となくそれを受け入れたりする。
読み始める前は、もっとヒカルもサクラのことが……っていう感じなのかな? という風に思っていたのだけど、実際問題としてヒカルはサクラのことが好きなのだけど、だからと言って三姉妹の行動とかも「困ったな~」とか言いながら全く困った様子なく受け入れるなど、かなりつかみどころのない性格。そのせいで、ひたすらサクラが……
丁度、これを書いているとき(2019年3月時点)、『かぐや様は告らせたい』というアニメが放映されていて、「惚れた方が負け」というようなことをやっているわけだけど、サクラの場合、完全に「惚れた弱み」みたいな状態で、ひたすら周囲に巻き込まれてしまう、という状態が可愛い……というか、面白い。しかも、付き合うことになった、としても三姉妹の側は「大歓迎」とか言いながら、それまでと変わらないし。その挙句、深夜、寝ているヒカルに秘かに迫って……という一人だけの秘密にしたのに、なぜかヒカルは全部知っていてバラされた、っていう羞恥プレイとかは大笑い。
続巻があるのかどうかもわからないし、この設定があるから、今後、どう転がっていくのかもわからない。それだけに、どうなっていくのか楽しみにはしたい。っていうか、あとがきを読むと、著者自身にもわかっていないっぽいし(笑)

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