抜け駆けして申し訳ありません。だけど僕はエロい日々を送ることにしました。

著者：佐々木かず



男ばかりの文化部に一人の美少女が入部してきた。来栖美亜。見た目も性格も完璧な彼女に、部員たちはゾッコン。そんな彼女に距離を置く僕、奥谷幸明だったが、そんな彼に、なぜか美亜は声をかけてきて……
え～っと…………
ちんこがでかいと、女の子が色々と迫ってくる？（混乱）
元々、１８禁作品の投稿サイトであるノクターンノベルズで連載されていた作品の書籍化。最近は、この手の作品も、一般ラノベレーベルで刊行されたりしているわけで、それ自体は別にどうこう思うわけじゃないのだけど、本作については、（少なくともこの巻においては）先に書いた感想が何よりも頭に残ってしまった。
容姿端麗で、しかも、周囲とも明るくやりとりをしている美亜。そんな彼女が、周囲と距離を取っている奥谷にも声をかけてくる。しかし、奥谷は、そんな美亜の態度は、八方美人なものであると見抜いていた。そして、実は彼女は、その見た目などから、過去、イジメなどに会っていた。そのことを告白した美亜が、「秘密の共有」として、奥谷にも秘密の告白を迫る。そこで、奥谷が発したのは、「ちんこがでかい」というもの……
当初は、それにドン引きする美亜だったけど、それを告げたことを知った幼馴染で、それが原因で周囲から気持ち悪がられた過去も知っている幼馴染の美琴が「今は？」として見ようとする。さらに、そのドン引きの態度をしたことを反省した美亜もまた、「実際に見せて」と言い出す。さらに、クラスメイトの四葉が、勉強を教えて、と言い出し、その際にラッキースケベ状態で、「自分に欲情している」と思われ、そして……
「ちんこがでかい」「じゃあ、見せて」
ある意味、この展開が続く、という感じではある。っていうか、それって、結局のところ……って思うわけだ……
美亜と奥谷の「秘密」の共有。そんな関係性に嫉妬した幼馴染……。そういう部分はあるんだけど、ちんこ見せて、という流れのためにも感じられて、そういう意味ではやはりノクターンノベルズ出身という感じなのかな？　と。
あ、本番はありません。

Ｎｏ．５０４１


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