FC2ブログ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア11

著者:大森藤ノ



「斬れなかった……モンスターを」 異端児騒動、ベルとの対峙の中、自らの信念に迷いを抱いてしまったアイズ。そんな迷いを断ち切るきっかけとなったのは……。そんなアイズをよそに、ロキファミリアを中心とした神々は結託をし、人造迷宮攻略作戦を開始する……
なんか、物語の背景とか、そういうものが浮き彫りになるような話だなぁ……
物語の中心になるのは、序盤はアイズの前に現れたベル。強くなりたいから、再び特訓を、という彼。自分もまた、彼と同じように強さを、ということで向かったのは……
そして、そんな特訓を経ての人造迷宮攻略。延々と人造迷宮を作り続けたダイダロスの血を継ぐ者たち。最早、それは妄執としか言えないような状況。そんな背景の中で明らかになってくる、現在の「ファミリア」という状況が出来る以前の時代。神々が文字通りに争っていた時代。そんな時代のことが、物語の背景に現れてくる。
派閥連合による攻略。それは、当初の目的は達成した。しかし、そこで発生したことによって……それは、大きな損失もまた計上する形になってしまった。
派閥連合による攻略。だが、その中には、裏切者が。その正体は……
ロキファミリアという、文字通り、最強派閥の、一騎当千の面々が揃っていながらも彼らが大きな打撃を受けた、という激しい、そして、ある意味では残虐な戦い、というのも見どころであることは間違いない。間違いないのだけど、それ以上に、このオラトリア、世界を巡っての部分の印象が強く残る。裏切者はいた。しかし、その裏切者も、実は何者かによって操られていた。その黒幕となるのは……
ベルを主人公とした本編の方は、結構、純粋に、ベル、ヘスティアファミリアの成長とか、そういうところを描いているわけだけど、こちらは世界そのものの秘密へと向かっているわけでどんどん話が大きくなっている、というのがよくわかる。
どういう風にまとめるのか? そして、ベルのシリーズとどう組み合わせていくのか?

No,5079

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

この記事は、「新・たこの感想文」に掲載するために作成したものです。
他のブログなどに、全文を転載することは許可しておりません。
「新・たこの感想文」以外で全文を転載したブログ等がありましたら、それは著作権を侵害した違法なものとなります。
スポンサーサイト

COMMENT 0