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マッド・バレット・アンダーグラウンド

著者:野宮有



悪魔が封じられたという弾丸を心臓に埋め込まれた者は、異能の力に目覚める。そんな能力者に溢れる犯罪都市で、賞金稼ぎ稼業をするラルフとリザ。そんな二人の元に入った依頼は、娼館から逃げ出した娼婦の少女と運転手を確保する、というもの。ところが、その娼婦・シエナはとんでもない秘密を抱えていて……
第25回電撃小説大賞・選考委員奨励賞受賞作。
うん、こういう作品、好きだな。
物語は、組織から逃げ出したシエナを捕獲して、というところから、マフィアによる襲撃などが始まって……で、続くバトルアクションの連続。異能の力を使ってのバトルが続いて、という形で物語が進んでいく。口が悪く、何かにつけて暴走しがちなリザと、そのブレーキ役としても動くラルフ。そのやりとりとかって、いかにもB級アクション映画のそれ、って感じなのだけど、作品の世界観が、まさに、そういう感じなので、狙ってのものなのだろう。
ストーリー的にも、ひたすら続くアクション。その中で、銀の弾丸を埋め込まれたものは、狂気に蝕まれていく。そんな中で、正気を保ったままのラルフは、「あっち側」へと行けないのか? そんな葛藤がありつつ、最終的には、むしろ……とか、そういう展開っていうのも定番と言えば定番。でも、それが良い!
シンプルイズベスト。銀使いになると……という設定からわかるように、戦闘描写とかに、ややえげつない、容赦がない描写とか、そういうのがあるので、その点で、好みが分かれる部分があると思うけど、そういうのが苦手じゃなければ素直に楽しめると思う。

No.5121

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