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キラキラネームが多すぎる 元ホスト先生の事件日誌

著者:黒川慈雨



元ナンバーワンホストである皇聖夜こと、上杉三太は、コネによって小学校教諭に転職し、1年生の担任に。だが、そんな受け持ったクラスの子供は、読み方がわからないキラキラネームだらけ。そんな子供たちに囲まれての教師生活が始まるのだが、学校の近隣で動物が傷つけられる、という事件が発生する。しかも、その犯人は、三太のクラスの子供という噂が流れ……
第17回『このミス』大賞・隠し玉作品。
なんか、読みづらかったなぁ。物語は、主人公の三太が、子供の面倒を見ながら、周囲で起こる事件を追う、という形になる。
主人公の三太は、元ホストで、特にやりたくなかったのに教師をしている、ということもあってそこまで教育熱心というわけではない。子供たちの名前とか、会話の内容とかには、常にツッコミを入れる。さらに、ホスト時代の客とかとのやり取りもある。勿論、周囲にそれがバレちゃいない、なんていう部分もある。主人公のツッコミは同感、と思う部分は結構あるんだけど、その一方で、元ナンバーワンホストだった、ということもあって見下した態度とかにウンザリする部分もある。
その上で、ちょっと読みづらい、というのは、常に子供についての紹介文とか、そういうのが多くて、どうにもリズムが崩れてしまう部分があるため。そして仕方がないと言えば仕方がないのだけど、日常のトラブルとかが動物が虐待される、という事件と並行に置き、どこがメインなのか、よくわからない部分があるため。
まぁ、そんなことを言いながらも、クラスでも嫌われ者で、周囲から「犯人はあいつだ」と言われていた公人(ぎふと)を最初は疑いつつも守り、そして、そんな彼の抱えたものを探り出して……という部分は良かったし、部分部分ではよいと感じた部分もあるのだけど。ただ、公人の秘密も、ちょっとファンタジーな部分があるのだけど。
なんか、ちょっと自分には合わなかったかな、と……。

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