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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア12

著者:大森藤ノ



文字通り、舞台を「ひっくり返す」ような派閥連合による人造迷宮探索の失敗。大きな打撃を受けたロキ・ファミリアらは、沈みに沈んでいた。だが、そんな中、神々は、この事件の裏を探り出す。そして、そこで浮かび上がったのは、オラリアそのものを崩壊させかねない大いなる陰謀が隠されていて……
見事な完結編でした……って違うの?
いや、少なくとも、これまでの、外伝シリーズの中で描かれていた数々の異変。その背後にあった陰謀。そういうものが全て解き明かされ、なおかつ、その最終決戦まで……。文庫で580頁あまりと、かなり分量のある巻ではあるのだけど、その分量でしっかりと回収したな、という感じ。
人造迷宮の探索の失敗。その失意の中で発覚した、オラリオ破壊計画。そこにあるのは、伝説の竜・ニーズホッグを倒した、という術の発動。失意を抱えつつも、ロキ・ファミリアはオラリオの危機を救うために再び人造迷宮へ。そのような中、主神・ロキは事件の裏で糸を引く存在へと導かれていく。そして……
発覚する真の黒幕。その中に宿っている狂気。さらに、レフィーヤの前に現れるあの存在。それはまさしく、彼女に取っての最大の試練。そして、その存在の抱えた悲しき事情……。なんか、キャラクターたちの実力が軒並みインフレ気味な気はするが、それは気にしちゃいけないかな?
終盤に参戦するフレイヤファミリア。はたまた、ヘスティアファミリア。その中でも、リリの頑張りなどは凄く印象的。本編とは違った形だけど、でも、これまでの異端児との邂逅とか、そういうのを経て、それぞれが、それぞれの形で成長した、というのがこの形へつながる道筋を作っているわけだし、こまでのアレコレがしっかりと回収されている。で……最終的には……
この結末、明らかに最終巻のそれっぽいんだよなぁ……

No.5231

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