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ネタバレ厳禁症候群 So signs can’t be missed!

著者:柾木政宗



女子高生探偵のアイと、助手のユウはひょんなことから遺産相続でもめる一族の住む館へ。一方、アイの兄・レイジは、婚約者を探しているという望に出会う。そして、望を伴って婚約者の館へ向かうことになるのだが……
著者のデビュー作『NO推理、NO探偵?』のアイ&ユウが再登板。まぁ、それだけに作風もその延長線上。
物語としては、館で不可能殺人が発生し、アイとレイジの兄弟が再会し、また次の事件が発生し……という形の上では館モノのような形で進展していく……わけだけど、ひたすらに続くメタ視点での語り口。タイトルで描かれているように、ネタバレしちゃうと……っていうものがある、しかも、それは読者にはバレバレな形で進んでいく。そうして、いよいよ……となって……
これ……どうしたもんかなぁ……
と思わず苦笑をしてしまう作品。散々引っ張った(バレバレの)伏線が判明して、でも、殺人の方の謎は解けない。そこは、やっぱり論理的な、本格モノとして……と思ったら……
なんじゃこりゃ!?
メタネタとか、そういうレベルじゃない、ただのツッコミどころの塊みたいな解決編になっちゃったよ!! こういうと何だけど、トンデモミステリとしての新機軸を狙っているんだろうか? と思えてしまうほど。ただ、例えば横並びで首を切ったら、隣の身体と脳が繋がった、とかより、ある意味ではさらにぶっ飛んでいるしなぁ……
トンデモミステリ、バカミス、なんて呼ばれるようなものの愛好家が大笑いするための作品。もしくは、「ゴミ!」と叩きつけるような作品。間違いなく、そういう系統に入るはず。

No.5234

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