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勇者のセガレ4

著者:和ヶ原聡司



異世界アンテ・ランデでディアナと再会。さらに、魔導機士フィーグライドも仲間に加えた康雄。翔子に取り付いたシィを分離するため、博物館で調査を開始する。だが、その瞬間、翔子の左目が激しく燃え……
シリーズ完結編。
前作を読んだのが1年半前。それだけに結構、忘れていた部分もあるなぁ、というのをまず思った。そして、何か、打ち切りエンドみたいな終わり方になってしまったがゆえに余計に。
良くも悪くも、著者の作品、特に本作は、主人公を始めとしたそれぞれが地に足がついた、というか、準備段階とかをしっかりとして、という感じで物語が進む印象があるのだけど、それと比べるとかなり詰め込んだな、という感じ。翔子についたシィ・ライアの登場。彼女から伝えられる翔子の、康雄に対する想い。その一方で、康雄が思うのは……。さらに、実家に残っていたはずの妹・和香までアンテ・ランデに現れて……
半分くらいは、キャラクター相関図とか、そういうのを忘れていた部分がある自分の責任、ということがあるのは確か。
ただ、それをさておいても、流石に詰め込みすぎで、物語を強引に畳んだ、という印象がどうしても出てしまう。かつて、世界を救った父の存在。しかし、彼を再び召喚すると、今度は異世界における国際問題が勃発してしまう、とか、そういうある意味、現実的な部分とかはイマイチ曖昧なままになってしまったわけだし、しかも、終盤はダイジェスト展開になっちゃったし……
一区切りはついた。
物語が、「この次は!」で、その後、全く音沙汰なし、っていう作品と比べれば、とも思う。思うのだけど……
何か、凄くネガティヴな感想でごめんなさい。

No.5384

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