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やりすぎた魔神殲滅者の七大罪遊戯 最強究極の七大罪使いは容赦ゼロで禁忌を犯しつくす

著者:上栖綴人



熾天使が降臨し、異能であふれた世界初の【異世街】裏吉祥寺。そんな街で唯一、本当の異世界へと召喚された存在である小鳥遊士狼は、ある日、学園において「千年に一人の委員長」と呼ばれる鴻崎唯が男たちに追われているのを発見する。唯を助けようとするのだが、その拍子に、彼の【禁断の色欲】を唯に刻んでしまい……
『新妹魔王の契約者』などの著者の作品になるわけだけど、当然のようにそういう部分を強調している作品ではある。というか、著者紹介とか、あとがきでもそこを売りにしており、「そこなの!?」っていう感じが……。ちなみに、イラストはアニメスタジオのGoHands。なんか、『ハンドシェイカー』などのキャラクターのエロシーンって感じで、なんかイラストを見ていて複雑な感じになった。
実際問題として、エロシーンは多め。粗筋でも書いたように、男に追われる唯を助けようとして、色欲を刻んでしまう。そうなると、唯は発情してしまうため、それを抑えるために……。さらに、唯を守るために士狼が所属する異能グループ『餓狼旅団』が行っている潜入捜査などでも……と結構な分量を持って描かれている。そういう意味では売りなのは確かだろう。
ただ、それ以外の部分が結構、好き。
基本的には異能バトルという話ではあるのだけど、街で頻発している「指切り」事件。その過程を通して、唯に対して、裏社会というものについて、その中での汚さ、なども知らせる。まぁ、唯は唯で、隠し事などもあるのだけど、裏社会のアレコレを教えつつ、しかし、真に汚い部分については触れさえないようにする。その上で、彼女がどうするのか、ということを決めさせる。その辺りに、士狼のやさしさとか、そういうのが感じられる。敵とのバトルに関しても、最終的にはチート級な士狼の力で、となるのだけど、そこに至るまで両者の駆け引きとか、そういうのが多くて楽しめた。ぶっちゃけ、エロシーンがなくとも、話としては十分に楽しめたんじゃなかろうか?
でも、どうしてもエロ方面が目立つよな、これ……

No.5460

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