FC2ブログ

同棲から始まるオタク彼女の作りかた5

著者:村上凛



三波さんと付き合うこととなった日、仁科から告げられたのは同棲の終了。なんでも、仁科の母が来月、帰国するらしい。景虎も仁科も目的が達せられそうだし、潮時なのかもしれない。……しかし、予定よりも早く帰国した仁科の母。二人の関係も説明できない中、勝手に進んでいた結婚話。仁科の母の目をごまかすために、恋人のふりをしてのデートが始まり……
シリーズ完結編。
まぁ、落ち着くべきところに落ち着いた、って感じよね。
物語の流れは、冒頭に書いた粗筋の通り。元々が、付き合っていて、離れたくない! という嘘から始まった同棲生活。仁科の両親がいない間に、それぞれ恋人を作って……ということにしようと思っており、その流れもうまくいきそうだ……という中での母の帰国。仁科の母が言うように、恋人同士とは思えないような妙な関係性。でも、その中にも絆はちゃんとある。しかし、その中で、景虎は、三波さんという恋人がいるのだけど……
同じ目的のため、互いに協力をしてきた景虎と仁科。同棲をしている、っていうこともさることながら、それぞれの趣味だとか、そういうものは熟知していて、協力もしてきた。そんな絆が確かにある。そして、だからこそ、仁科の危機、とでもいうべき状況に、景虎はいてもたってもいられない。そうして景虎が気づく自分の本当の想い……
まぁ、王道中の王道という感じで意外性はない。でも、景虎と仁科、両者が協力して……というのがずっと続いていたからこそ、の説得力。そんな景虎の気持ちをよく理解して、その背中を押す三波さんも良い娘だよな……。その辺りが、しっかりと決着してすごく満足のできる結末だった。
しかし……そうは言いつつ、それまでに景虎が知り合ってきたゆめさんとか、あの辺は……ちょっと怖い(笑)

No.5513

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

この記事は、「新・たこの感想文」に掲載するために作成したものです。
他のブログなどに、全文を転載することは許可しておりません。
「新・たこの感想文」以外で全文を転載したブログ等がありましたら、それは著作権を侵害した違法なものとなります。


スポンサーサイト



COMMENT 0