FC2ブログ

クラスのお嬢様たちはえっちなオモチャに興味津々です

著者:秋月月日



えっちなものが好きな少年・東条瑞希は、ある日、本屋でエッチな本を読んでいるお嬢様学校の生徒を目撃する。周囲の客から絡まれているところを救った瑞希は、なぜかそのお嬢様学校に「男性教材」として入ることになってしまう。そこで再会した、彼が助けた少女・神楽坂流南は「私にえっちを教えてください!」と言い出して……
タイトルの「えっちなオモチャ」って、アレな道具ではなくて、主人公の瑞希のこと。間違えないように!
まず言うと、設定がかなりぶっ飛んでいる。お嬢様学校の女生徒たちに……というところは間違いないわけだけど、普通は、男に免疫がないお嬢様だからこそ、男に興味津々で……という感じになると思う。ところが、本作の場合、えっちなことによって相手(男)を丸め込み、物事を支配する、という設定になっており、学園で積極的にそういうことを教えることになっている。さらに、彼女たちには相手を魅了する魔力なものがあるのだけど、なぜか瑞希にはそれが通用しない、という設定も存在している。だからこそ、瑞希は教材として選ばれて、というわけ。
で、そんな学園で、知識はあるけど、実技が……という流南の訓練相手となる。そこに、クラスメイトである花蓮、海咲と言った面々も加わってきて……と展開していくことに。何気にめげない瑞希の言動と、それに対する三人のやり取りとかは楽しい。
ただ、読んでいて思うのは、結構、大人しいな、という感じだろうか。別にエロ全開で行けば良い、ってわけじゃないんだけど、一種のハニトラ養成なんだけど、相手を誘惑する手段として教えられているのが会話中のボディタッチとか、そういうレベル。また、流南はそういうのに疎く、花蓮は男に苦手意識、というのもあってそれほど積極的というわけじゃない。さらに、瑞希が一定以上に興奮をすると電撃が流れる、というシステムがあるおかげで、そんなに極端なところまではいかない。先日読んだ『出会ってひと突きで絶頂除霊!』(赤城大空著)とか、とことんまで行った作品もあるだけにちょっとインパクトが弱い、と感じられた。
ただ……海咲さんのアレは……別の意味で怖い(笑)

No.5602

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

この記事は、「新・たこの感想文」に掲載するために作成したものです。
他のブログなどに、全文を転載することは許可しておりません。
「新・たこの感想文」以外で全文を転載したブログ等がありましたら、それは著作権を侵害した違法なものとなります。

スポンサーサイト



COMMENT 0