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人工痴能と始める人生デバッグ入門 ドスケベAIが俺に童貞捨てさせようとしてくる

著者:霧山よん



そう遠くない未来。御成尋の開発した人工知能搭載型アンドロイド・エクスマギアの暴走により、人類は滅亡してしまうらしい。未来から現れたイヴは、高校生の尋にそう告げた。そして、未来を改変するためには、青春を謳歌すること。しかし、イヴは、脳内ピンクのドスケベ(ボディの)AIだった……
人工知能、デバッグ……なんていう言葉が並び、あとがきでも、プログラミングとかを学んだ、とあるのだけど、あんまり話の主軸には関係がないような気がする。
物語としては、未来を改変するためにやってきたイヴ。そのイヴは、体つきもさることながら、言葉などもエロ方面に特化。そんなイヴの協力で、尋の思い人である学年のアイドル・美沙姫に告白しようとする。けれども、イヴの言動、さらに、なぜか自分と恋人だと言い始めた転校生・アンナに迫られ、勘違いされてしまう……というドタバタコメディと言った話。
根本的にイヴの言動は、下ネタ方面に特化しているのだけど、その原因が色々と拗らせた将来の尋の趣味から……とか、その辺のやりとりがかなり好き。勿論、高校生だから人並みの性欲とかあるはずだけど、将来、拗らせまくって、その性癖をひたすらにつぎ込んだAIの言動って嫌だと思う。自分の鏡、というか、さらにその先まで……だしねぇ……。
その一方で、何気に美沙姫って、健気なんだよな。普通ならドン引きな行動とかをしていても、何だかんだで尋との接点を持とうとする。読者の視点で見ると、彼女の気持ちは一発でわかるんだけど、お約束のようにエロ方面に遭遇するって、ある意味、可愛そう……
そんなドタバタの中に、襲撃者がいて、そして……と、多少のバトル展開は待っているんだけど、この辺りはオマケみたいな感じかな? 最後、ちょっとAIとか、そういうものの切ない運命みたいなものはあるけど……。正直、イヴの立ち位置とかがよくわからないところはあったんだけど、とにかく下ネタに変換するイヴの言動と、それに振り回されるドタバタ劇が楽しかった。

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