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幼なじみが絶対に負けないラブコメ4

著者:二丸修一



MVの撮影中、骨折してしまった末晴のため、白草が泊まり込みで世話をしに? 初恋の相手と一晩中二人っきり……と妄想が止まらない末晴。しかし、黒羽、真理愛も黙っておらず……。そんな中、白草大好きなメイド・紫苑がお目付として常駐することに。そんな中、末晴の過去についての雑誌記事が掲載されてしまい……
冒頭に書いた粗筋を読むと、怪我をした末晴のために、ヒロイン三人がアレコレ……って感じのイメージだけど、それは序盤だけ。どちらかと言うと、雑誌に書かれた末晴の過去について。そのことについての、ある種の感動ポルノ的な扱いに反論するために、末晴の過去についてのドキュメンタリーを作る、という部分がメインに。
三人のヒロインが、それぞれの立場から、末晴にインタビューなどをする、という形で構成されるドキュメンタリー。勿論、その中に三人には、それぞれ思惑アリ。
白草は、その立場を利用してデートなどを目論むし、芸能の世界の後輩である真理愛は、その部分でのアドバンテージがある、ということで勝利を目論む。勿論、黒羽は、誰よりも末晴のプライベートを知っている、という自負がある。そんな三人は、ある密約を結んで、その撮影に挑む。そうして、その中で……。それぞれが、自分の武器が何か、というのを自覚して、という争いはいつも通り。
その中でトリックスターとなるのが白草のお目付け役である紫苑の存在。基本的には白草が大好きで、だからこそ末晴に対してはとげとげしい態度。末晴の近くで、色々とやりながら、その中で末晴は、自分を嫌っている、というよりも白草が大好きで、それを取られたくない、という気持ちを持ていることは理解できるように。でも、そう理解していても、彼女の言う「白草の末晴に対する感情は、尊敬であって恋ではない」が棘となって突き刺さる。
多分、白草にとっては……ということになるのだろうけど、恋愛感情的なものを、ストレートにぶつけられたことのなかった末晴。そして、自分の気持ちは……という状況。そんな中での、迷いの元として大きな材料になり、そのために重要な立ち位置に、今後ともなっていくであろう、というのを予感させる。一応、一つの決着にはなったけど、不穏な状況は続いているわけだし。
その上で、末晴をサポートしている側である哲彦の策略も進んできて……どう転ぶかますますわからなくなってきた。

No.5692

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