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俺、ツインテールになります。20 ツインテール大戦

著者:水沢夢



長きにわたるアルティメギルとの戦いも終わり、平和を取り戻した世界。ツインテイルズは身近な存在としてより親しまれ、散発的に出現する野良エレメリアンに対処する程度の平穏な日々が続く。だが、そんな中、ツインテールへの憎しみによって生まれた未知のエレメリアンが襲来して……
昨年、第19巻で遂にシリーズ完結!
と言っておいて、1年も経たずに刊行された本作。完結……とは……?
まぁ、あとがきでも触れられているように、特撮ヒーローものの劇場版での、色々な戦隊モノが合流して……みたいな話ではあるのだけど。
というところで、本題に入ると、物語は、アルティメギル首領を倒した後のお話。アルティメギルが潰れても、まだ生き残っているエレメリアンとの戦いは散発的に起こりつつも、概ね平和な日々。テイルレッドの正体が総二だ、ということが判明しても、クラスメイトらは、相変わらずテイルレッドに執心しており逆に、その変わらなさ、というのが怖かったりするところでもある。そして、トゥアールと愛香の総二を巡っての争いだったりも相変わらず。そんなときに、ツインテールへの憎しみを抱えるエレメリアンが現れる。それでも、退治していくのだが、なぜかツインテイルズの存在、というのを消滅していく、という事態が起こって……
こうやってダイジェストで粗筋を書くとシリアスっぽいんだけど、日常パートが多く、総二とクラスメイトとのやりとりとか、ツインテイルズの面々の日常とかわいわいとやっている部分が印象的。特に、中盤、シリアスさが出てきた中で、エレメリアンの分析により判明した……
「観束総二くん、おっぱいに一切興味なし」
という暴露が世界中に駆け巡るシーンでは大笑いした。一応、それに慌てるくらいの羞恥心はあったのね。ただ、そんな中でも、だんだんとシリアスさは増していき、やがて、異世界からの干渉なども見えてきて……
終盤になると、著者の別シリーズである『ふぉーくーるあふたー』のキャラクターも登場しての共同戦線という展開に。それ自体は構わないのだけど、正直なところ、『ふぉーくーるあふたー』の方は1巻しか読んでいないんで、あまりキャラクターとかに愛着がなく、その点で自分は損してしまったかな、というところはある。こういうコラボ作品の場合、この辺りはどうしてもプラスにも、マイナスにも働くのだろうな。
その辺りで、作品を十全に楽しめたのか、はちょっとわからないのだけど、久しぶりの、それも日常回的な面々のやりとりは楽しかった。

No.5718

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