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可愛ければ変態でも好きになってくれますか?12

著者:花間燈



「俺には、好きな人がいるんだ」 唯花、紗雪らの告白を通して気づいた自分の本当の気持ち。唯花への返事をしたものの、そうなると学校で会うのが気まずい……。しかし、慧輝の発言が書道部メンバーに知れ渡り、しかも、慧輝の想い人が誰なのか、という変態娘たちに追い掛け回されることになって……
という風に書いてみたのだけど、結構、この巻はシリアスな内容で、しかも一気に物語を畳みにかかってきたな、と言うのを感じる話。
11巻の最後で、唯香に対して「好きな人がいる」と断りを入れたを端緒として、周囲の面々はじゃあ、慧輝のお相手は? と興味津々。そんな中で、慧輝は、追い掛け回されながらもそれまでの関係性に決着をつけていく。そこには、自分が漫画家として一歩を踏み出すことが出来るようにしてくれた南条の告白とか、そういうのもあるけれども。
まぁ、ギャグとか、そういうのはある。例えば、バレンタインデーの日、なぜか下駄箱にメッセージ付きのパンツが入っていたりとか、そういう形で。
ただ、話としては、それぞれのキャラクターの告白。それに対して、真摯に答えを出す慧輝、という展開が続いていくため、かなり落ち着いた、シリアスという印象が強い巻になっていると思う。そして、その中で明らかになった慧輝の本当の想い人は……
いや、正直なところ、今回の話を読んでいて、あれ、この巻でシリーズ完結? と思ったくらい。そういう意味で、相思相愛であることが明らかになり、いよいよ慧輝が告白をしてハッピーエンド、と思ったところで……え~……ここにきて、この展開?
一応、ネタバレ防止のために誰か、というのは書いていないけど、多分、バレバレになっている自覚はある。で、この人物なら、そういう風に……っていうことは当然にあるんだろうけど……想定していなかったのか? という気はする。ただ、これって一番、厄介な問題とはいえる。
いよいよ物語は煮詰まってきたわけだけど、その中でどうやってその困難(?)を克服するんだろう?

No.5744

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