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僕を成り上がらせようとする最強女師匠たちが育成方針を巡って修羅場2

著者:赤城大空



「駆け出しの冒険者が危険度4のモンスターを倒した」 そんなニュースが街を駆け巡り、ジゼルとクロスは注目の的となった。そんな中、貴族の子女・カトレアは、歪な視線をクロスら孤児院の面々に向けていた。そして、練習場の使用権を巡り、ジゼルとカトレアが対立することとなって……
シリーズ2巻目にして、師匠たちがクロスの育成方針……というか、クロスに対して抜け駆けをしようとし始めた……
と言いながら、1巻でクロスを徹底的にイジメていたジゼルが一気にヒロインレースの先頭に立ったような印象。
前巻のこともあり、「無職」とは言え、クロスのことを一目置くようになったジゼル。言葉遣いとか、そういうのは相変わらずだけど、過去のように攻撃的な行動をとったりはしないし、むしろ、謝ろうとしながらそれが出来ない。これまでのことを考えれば、っていうのはあるんだけど、完全に不器用なヒロイン状態。そして、そんな中で、カトレアと練習場所を巡っての決闘が行われることに……
特技がない、という「無職」。上手くいって器用貧乏……と言われているが、師匠たちの修行により、物凄い成長力と、様々な技能を持つようになったクロス。クロスのような成長力はなくとも、学園の同期の中ではトップクラスの実力を持つジゼル。一方で、貴族の娘で、その歴戦の騎士たちを揃えたカトレアのチーム。
カトレア、とにかく嫌な奴ではある。そもそもが、そのコネなどを使って決闘のルールを自分たちの有利なように仕向け、しかも、メンバーとかも強者を集めて絶対的に有利な形で始める。そして、当然のごとく、クロスやジゼルをひたすらに見下す。でも、そんな状況だからこそ、必死に作戦を練り、その中で自分の力を見せていくクロス、ジゼルの姿にスカッとする。カトレアらが、ひたすら油断しすぎ、っていう面があるにしてもね。
そんな話なので、どうしても、メインヒロインが、ジゼルって感じなんだよな。
ただ、そんなカトレアを巡っても、結構、貴族世界のアレコレとか、そういうのも見え隠れしてきているし、結構、物語の背景について、色々な設定がある、っていうのもわかってきた、というのも感じた巻ではある。

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