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ドラキュラやきん!2

著者:和ヶ原聡司



吸血鬼が最も苦手とする季節、12月。町中に十字架が溢れる季節。しかも、今年は隣室にシスター・アイリスが越してきてしまった。そんな中、コンビニバイトで生計を立てる吸血鬼の虎木は、繁忙期の業務に忙殺される日々。そんな中、虎木の勤めるコンビニに梁詩澪という留学生が新人バイトとして入ることに。だが、その最初の勤務日にコンビニに強盗が押し入って……
第1巻は、コンビニでバイトをしてのアレコレ、っていうのは最小限にとどめられていたのだけど、2巻になっていっきに「生活臭」が出てきなた。
池袋と言う繁華街のコンビニでバイトをする虎木。隣人にアイリスというシスターが現れたことで、ますます、厄介ごとが周囲に。そんなとき、新人バイトの梁詩澪が。女性でありながら、夜勤を希望する彼女の教育係を仰せ使うことになる虎木だが、なぜか、梁詩澪が応募した理由は、「虎木がいるから」というもの。アイリス、さらに未晴は彼女を警戒し、頻繁にコンビニに現れることに。そして……
結構、この辺り、ストレートなラブコメ作品という印象なんだよな。未晴はそもそも、ストレートに虎木に対するアプローチを続けている存在だし、男性恐怖症のはずのアイリスも、何だかんだで虎木を意識している。だからこそ……。で、一緒にコンビニに現れたりする辺り、完全にラブコメだよな。
そんなアレコレの中で、最大の焦点となるのは、そのアレコレの発端となった新人バイト・梁詩澪の存在。
そもそもが、「虎木がいるから」という彼女。コンビニ強盗事件について見え隠れする疑惑。そして、彼女自身の怪しげな行動。その本意は?
物語の焦点がそちらへと移っていって……
中国の裏社会の、絆、掟。そんな社会のしがらみと、その中で梁詩澪が考えたことは……
最終的には、虎木の仇敵とも言える愛花が登場して……というのはお約束なんだけど、そう考えると結構、話の結末が近い感じはするんだよな。
ともかく、今巻は、ラブコメ方面が強化されたな、と言う印象が強く残った。

No.5769

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