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俺とコイツの推しはサイコーにカワイイ

著者:りんごかげき



俺、南アズマは電脳アイドルの「∞ギンガちゃん」を激押ししているフォロワー。そんなギンガちゃんの中の人は、幼馴染の星夜アゲハ。そして、自分と同じく彼女を激押ししている「銀河親衛たいちょー」と会うことにするのだが、その正体は、同じく幼馴染の西條院ロコ!? しかも、アゲハは、俺とロコが付き合っていると勘違いして!?
第12回GA文庫大賞・銀賞受賞作。
なかなか楽しかった! 粗筋では書かなかったのだけど、幼馴染の関係であるアズマ、ロコ、アゲハは、それぞれクラスの中でも孤立している「ぼっち」と言える存在。そして、そのぼっちを拗らせてなぜか一緒に集められている存在。しかし、そこまで仲が良い、と言う感じでもない。ロコは、ツッコミとかが激しすぎて相手にしたくないし、アゲハはあまり喋ったりしない……。そんな彼女が電脳アイドルを始め、それを応援することに……という話。ただ、今のところ、フォローしているのはアズマとロコの二人だけ。
そこで、二人で何とかアゲハこと、ギンガちゃんを盛り上げるため、密かに協力をしたり、取材などを見守ることに。ところが、そんな様子を、アゲハは二人が付き合い始めたと勘違い。そして、ちょっと距離を置いたりすると心配されてしまったり……。この辺り、結構、微笑ましいんだよな。普段、喧嘩とまでは言わないまでも、遠慮のないやりとりをしていた二人が、共通の話題で、っていうのは良い感じなんだよな。幼馴染ならではの遠慮のない関係っていいなぁ、と。しかし、ロコがPCでライブ配信視るために、アズマの家に泊る、とか距離感かなり近いな。
そんな中で、ある配信が理由となって人気も急上昇。ところが、アンチが登場。そんな存在の言葉に、アゲハは迷い、そんな彼女を、そして自分自身を守るために立ち上がって……。この辺り、推し、であると同時に大事な幼馴染っていう部分もあるんだろうな、というのを思う。
物語として一区切りついたわけだけど、ギンガちゃんが人気になる、っていうのは場合によっては、アズマ、ロコとの距離感が……みたいなこともありそうだし、今後、この関係の変化っていうのも描かれていくのかな?

No.5783

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