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僕の軍師は、スカートが短すぎる ~サラリーマンとJK、ひとつ屋根の下

著者:七条剛



「おにーさん、助けてくれたお礼に、定時帰り、させてあげよっか」 毎日、終電帰りの日々を送る会社員の史樹は、ある夜、路上にうずくまっていた少女・穂春を家に泊めることに。そのお礼に、と、穂春は史樹の仕事上のトラブルを見事に解決して見せて……
なんか、どこかで見たような設定……というツッコミはしないでおこう(しているけど)
物語としては、冒頭に書いたような経緯で、穂春を家で預かることにした史樹。実は、穂春は、人気急上昇中のアイドルグループを育て上げたプロデューサーで、心理学などに長けた存在。妹を家に迎えるためにも、毎日の終電帰りを何とかしたい史樹のトラブルを、穂春のアドバイスで解決し、その望みを叶えるよう協力することになる、という物語。
まぁ、何と言うか、穂春の「軍師」としての技量、半端ない!
冒頭のトラブルはまだしも、その後、部下に対してセクハラ&パワハラをする上司を撃退したり、はたまた、穂春の友人であり、アイドルグループのメンバーに持ち上がった疑惑を払拭するための手を授けたり……。いくら、心理学などに長けている、とは言え、そこまで上手くいくものか、と言う気がしないではない部分もないではないのだけど、ちゃんと理屈などを含めて、そのような行動の意味を教えていくので読んでいて素直に「なるほど!」と思えるし、そこで問題が解決していく様は痛快の一言。
その上で、主人公である史樹が良い奴なんだよな。基本的に、人に頼まれたことは拒めない。だからこそ、本来は彼の業務ではないことを押し付けられたり……という人物。けれども、後輩がピンチになれば、それを助けたいと思うし、母を亡くし、離れ離れに住む妹との同居のために一生懸命と言う素直に良い奴。それを当初は悪用されていたわけだけど、穂春と出会ってからは、そんな困難も乗り越える術を身に着けていく。そして、終盤、穂春のピンチのときには、その教わったノウハウを用いて解決していく様は素直に格好良かった。
一方で、恋愛的な要素という部分は……。穂春は、史樹の言葉にドキドキしたりして、意識しているのは確か。けれども、史樹の方が……っていう部分はある。また、史樹が助けた後輩の鴇田さんとかも好意を抱いている様子だし、妹も穂春のために協力はしているけど、果たして……
この辺り、2巻以降で色々と描かれるのかな?

No.5810

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Tag:小説感想七条剛僕の軍師は、スカートが短すぎるGA文庫

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