著者:飯田栄静

ワインバーズ王立魔術学園。全寮制の名門女子校であるそこに、一人の少年・ノアが現れた。表向きは、共学化のためのモデルケースとして。実態は、学園長の命により、禁じられた違法魔術の調査をするため。落ちこぼれの少女・アーニャとルームメイトとなったノアだが、実は彼は触手魔術師で……
成り上が……ってる? 少なくとも1巻については、なりがっている感じはない。
物語は、全寮制の女子高である魔術学園に入ったノア。そんなノアは、触手を扱う触手魔術師。そして、そんな触手魔術はしばしば暴走して、アーニャを始めとした女子生徒たちを触手攻めにすることに。しかも、ノア自身は、それをマッサージと言い張って……
基本的にバカな作品。勿論、誉め言葉として。
ノアは、触手自体、触手魔法に対して絶対的なプライドを持っていて、それを広めたいとも思っている。だから、それを使ってマッサージ……と言いながら、傍から見れば別のことにしか見えない行為を繰り返す。しばしば暴走を伴って。そして、女性陣は別の意味で快楽を感じてしまい……。基本的には真面目なのだけど、触手のことになると、なぜか色々と危ない人になるノア。そんな触手に凌辱(?)されて、なぜか、変な方向に暴走してしまうエミリアとか、色々とツッコミどころが多くて笑った。
まぁ、どういう状況になっているのか? というのを考えれば、エロ方面を強調した作品といえるのだろうけど、文章上の描写としては、そこまでエロに特化した感じはない。むしろ、ギャグに昇華されているように感じた。
そんな中での違法魔術の捜索。……まぁ、捜索と言う感じではないんだよな。魔力はあるはずなのに、まともに使えないアーニャ。試験が近づく中、優等生である姉などからも「別の道を探せ」などと言われ怒り心頭。そんなとき、何者かに、違法魔術を渡され、暴走してしまう。その場は何とか抑えた中、アーニャがそれを与えた存在を告白して……と言う感じで、謎解き要素はほぼない。そして、その存在との対決……
違法魔術で触手を出してきた相手との対決にワクワクしているノア。しかし、あまり触手について上手く扱えない相手に怒るノア。この辺も、どちらかと言うとギャグなんだよな。
タイトルなどからエロ押しっぽく見えるけど、どちらかと言うとギャグ作品として捉えた方が良いのかな? なんてこと思った。
No.5840

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この記事は、「新・たこの感想文」に掲載するために作成したものです。
他のブログなどに、全文を転載することは許可しておりません。
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ワインバーズ王立魔術学園。全寮制の名門女子校であるそこに、一人の少年・ノアが現れた。表向きは、共学化のためのモデルケースとして。実態は、学園長の命により、禁じられた違法魔術の調査をするため。落ちこぼれの少女・アーニャとルームメイトとなったノアだが、実は彼は触手魔術師で……
成り上が……ってる? 少なくとも1巻については、なりがっている感じはない。
物語は、全寮制の女子高である魔術学園に入ったノア。そんなノアは、触手を扱う触手魔術師。そして、そんな触手魔術はしばしば暴走して、アーニャを始めとした女子生徒たちを触手攻めにすることに。しかも、ノア自身は、それをマッサージと言い張って……
基本的にバカな作品。勿論、誉め言葉として。
ノアは、触手自体、触手魔法に対して絶対的なプライドを持っていて、それを広めたいとも思っている。だから、それを使ってマッサージ……と言いながら、傍から見れば別のことにしか見えない行為を繰り返す。しばしば暴走を伴って。そして、女性陣は別の意味で快楽を感じてしまい……。基本的には真面目なのだけど、触手のことになると、なぜか色々と危ない人になるノア。そんな触手に凌辱(?)されて、なぜか、変な方向に暴走してしまうエミリアとか、色々とツッコミどころが多くて笑った。
まぁ、どういう状況になっているのか? というのを考えれば、エロ方面を強調した作品といえるのだろうけど、文章上の描写としては、そこまでエロに特化した感じはない。むしろ、ギャグに昇華されているように感じた。
そんな中での違法魔術の捜索。……まぁ、捜索と言う感じではないんだよな。魔力はあるはずなのに、まともに使えないアーニャ。試験が近づく中、優等生である姉などからも「別の道を探せ」などと言われ怒り心頭。そんなとき、何者かに、違法魔術を渡され、暴走してしまう。その場は何とか抑えた中、アーニャがそれを与えた存在を告白して……と言う感じで、謎解き要素はほぼない。そして、その存在との対決……
違法魔術で触手を出してきた相手との対決にワクワクしているノア。しかし、あまり触手について上手く扱えない相手に怒るノア。この辺も、どちらかと言うとギャグなんだよな。
タイトルなどからエロ押しっぽく見えるけど、どちらかと言うとギャグ作品として捉えた方が良いのかな? なんてこと思った。
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