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異世界蹂躙 淫靡な洞窟のその奥で4

著者:ウメ種



スライムたちの脅威は魔導王国フォンティーユだけでなく、他国にまで及んでいた。そのような中、勇者となったマリアベルは人類最後の希望となりつつあった。そして、リシュルアの科学者・カーラによって開発された対スライムの薬品を武器にフォンティーユ奪回戦が開始され……
シリーズ完結編……っていうことで良いのかな?
物語としては、女性たちがスライムの苗床とされてしまっているフォンティーユの描写を入れつつ、マリアベルたちの奪還戦の様子を描く、ということに。まぁ、当然、エロ描写が多い作品ではあるのだけど……なんか、今回の奪還戦の様子って、エロRPGというか、エロシミュレーションゲームみたいな展開だなぁ……という印象に。
まず、マリアベルが退治すべきは、スライムたちの根源であるブラックウーズ。フォンティーユ城の奥にいるそれを倒すため、主力となる部隊は表から攻め込んで陽動作戦を。一方、その陽動の好きにマリアベルらは、城の隠し通路から場内へ……
スライムたちは、女性を苗床として扱うため、殺しはしない。なので、主力として前線で戦うのは女性たち。男性は、その支援をする形に。カーラの作った毒物により、スライムの動きを止めることもできる。そんな中で押してはいるものの、やはり多勢に無勢。一人、また一人とスライムたちに捕らえられるものが出てきて……。この辺りの作戦とか、自分が『信長の野望』とか、『三国志』みたいなゲームで、敵の総大将を打つために陽動部隊を敵の主力にぶつけて、自分たちの切り札的な部隊を敵の総大将へ向かわせる、という戦術そっくり。そして、そういったゲームで陽動作戦要員になった武将は捕まったりして終わりだけど、この作品の場合は……。捕まったり、敗北したりすれば……って、エロゲーじゃねぇか! と思えてしまう理由はそこ。
ただ、そんな犠牲(?)を経ながらも、マリアベルはブラックウーズの元へたどり着き。最初の犠牲者であり、ブラックウーズを恋人と思い込むサティアの抵抗などを受けつつも……
一応は、ブラックウーズとの戦いに決着がつき、一応の平和が。その一方で……
話としては一区切り。一種のホラー映画とか、ゾンビ映画とかの終わり方のような形も含めて、この終わり方でよかったのではないかと思う。

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Tag:小説感想ダッシュエックス文庫ウメ種

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