著者:榛名千紘


幼馴染同士の凛華と麗良。二人から行為を向けらているにもかかわらず、二人の仲を取り持とうとし、空回りする天馬。そんな関係性が続く中、麗良が生徒会長選挙に出馬することに。これは、二人を近づけるチャンス! 凛華を応援演説に推薦する天馬だったが、当たり前のように天馬も巻き込まれてしまって……
第2巻になっても、相変わらずの凛華のポンコツっぷり!
そもそも、凛華にとって、天馬は麗良を巡ってのライバルのはず。でも、間を取り持つ天馬のおかげで麗良と一緒にいられる。ライバルがいるはずなのに、現状に満足してしまいそれ以上に行こうとしない。……というか、むしろ天馬にいてほしい、と頼ってしまうほど。最早、手段、目的を見失っている状態。この時点で色々と……
で、そんな中での生徒会長選挙。ポンコツ、という強烈な個性を持っている凛華と比べると影の薄かった麗良の掘り下げ、という感じかな?
仕事などをしっかりとこなし、生徒会副会長として様々な仕事をこなしてきた麗良。しかし、言い換えれば、彼女一人に仕事が割り振られるような情況であり、また、彼女がいなければ動員すらかからないという惨状。一見、そんなことも苦にせず、という感じだが、当然、疲労は重なっていくし、ストレスだって……。そんな中で、天馬、凛華は……
まあ、読者(=天馬)視点で見ると凛華はただのポンコツなのだけど、1巻の発端である事件までその真相は知られていなかった。それだけに、客観的に見れば十分に優秀な存在。また、天馬も何だのと言っても、色々と物事を考えて問題を解決することが出来る。そんな存在感を見せて……。凛華ほど突出した個性とは言えないのだろうけど、ある意味では常識的な部分での麗良のリアルをしっかりと描けた話であるように感じる。
そして、この巻のラストシーン。
この形だと、3巻は再び、凛華がしっかりと動き出す、という感じになるのかな?
No.6330

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この記事は、「新・たこの感想文」に掲載するために作成したものです。
他のブログなどに、全文を転載することは許可しておりません。
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第2巻になっても、相変わらずの凛華のポンコツっぷり!
そもそも、凛華にとって、天馬は麗良を巡ってのライバルのはず。でも、間を取り持つ天馬のおかげで麗良と一緒にいられる。ライバルがいるはずなのに、現状に満足してしまいそれ以上に行こうとしない。……というか、むしろ天馬にいてほしい、と頼ってしまうほど。最早、手段、目的を見失っている状態。この時点で色々と……
で、そんな中での生徒会長選挙。ポンコツ、という強烈な個性を持っている凛華と比べると影の薄かった麗良の掘り下げ、という感じかな?
仕事などをしっかりとこなし、生徒会副会長として様々な仕事をこなしてきた麗良。しかし、言い換えれば、彼女一人に仕事が割り振られるような情況であり、また、彼女がいなければ動員すらかからないという惨状。一見、そんなことも苦にせず、という感じだが、当然、疲労は重なっていくし、ストレスだって……。そんな中で、天馬、凛華は……
まあ、読者(=天馬)視点で見ると凛華はただのポンコツなのだけど、1巻の発端である事件までその真相は知られていなかった。それだけに、客観的に見れば十分に優秀な存在。また、天馬も何だのと言っても、色々と物事を考えて問題を解決することが出来る。そんな存在感を見せて……。凛華ほど突出した個性とは言えないのだろうけど、ある意味では常識的な部分での麗良のリアルをしっかりと描けた話であるように感じる。
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