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ミミクリー・ガールズ2

著者:ひたき



4体の少女型人工素体『ミミック』による特殊部隊・ミミクリーガールズ。大統領直轄の隠密となった彼女(?)たちに与えられた次なるミッションは日本国・札幌で開催予定の五輪に対するテロを阻止すること。日本、極東同盟との合同首脳会議に挑むことになったクリスだが、日本代表はカグヤと名乗る美少女で……
ある意味、前作で吹っ飛ばされた世界観の説明とか、そういうものを掘り下げてきたのかな? というのが第一。
前作の場合、幼女姿になってしまったマッチョな軍人・クリストファーが、少女姿のクリスとして葛藤などを抱えながらアクションをする、という、(言い方は悪いけど)アクションシーンに特化した話なのだけど、今回は、第3次世界大戦が起きた後の世界。そこで、日本で行われる五輪を巡って、という形で世界観に肉付けがされた印象。そして、日本の代表であるカグヤ、極東同盟側のベルカ、ストレルカも美少女の姿で……
そんな美少女だらけの首脳会談。その中で、ベルカ、ストレルカと共に遊びに行ったり……と、交流を持つように。そんな中、予測されていたようにテロが起きて……
前半は、結構、世界情勢の説明だとかで、ちょっと前作で感じた楽しさは少な目だったかな? とも思ったのだけど(クリスが、少女の肉体を受け入れている、とかそういう部分も含めて)、やっぱり、ドンパチが始まると素直に楽しい。
文字通り、規格外の巨大戦車を相手にドンパチやったりとか、その中でのクリスと、ミミクリーガールズたちの掛け合いであったりとか、そういうやりとりを期待していただけに、その期待通りの展開が待っていただけに。
ただ、その上で、大国と小国の間の格差、とか、事件の裏で暗躍する敵であるとかが示唆されたり、で政治的な話とかもだんだんと強化されていくのかな? というのを感じる話でもあった。

No.6427

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Tag:小説感想電撃文庫ひたき

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