著者:松野秋鳴
「こ、このクソ犬野郎!」 朝から罵倒するのは、石動先輩…ではなく、何故か嵐子。突如、「S少女」として、太郎を攻撃し始めた嵐子の真意は…?(『サディスティック嵐子嬢』) など、4編を収録。
相変わらずすげぇパワー(笑) 相変わらず、M体質の太郎を「治療する」と言いながら、ひたすらに攻撃して…というのだけれども、良くぞこれだけ思いつく、と、心から感心する。本当、パワー溢れる作品だと思う。
『サディスティック嵐子嬢』は、冒頭にも書いたように、嵐子が突如、Sに目覚めて…という話。明らかに、みちる先生を喜ばせているだけのような…。ただ、今回である意味じゃ、「ライバル宣言」、「気持ちの確認」と言う要素もあるんだろうけど。
『失われたメモリー』は、太郎が記憶喪失になって…と言う話。えっと…母&姉の策略、怖いです(笑) 記憶を取り戻すところ、はともかく、そこまでで徹底的に自己嫌悪に陥る(そうなるよう、仕向けられている)辺りの面白さは流石。なるほど、3万パワーだけのことはある(笑)
『天才少女の暴走パニック!』は、天才少女に呼び出されて…と言う話。何ていうか…ここでそのネタを使いますかいな(笑) ある意味、元ネタの「元気玉」よりよっぽど強力だと思うよ…うん…。
『うれし恥ずかし拉致温泉!』は、辰吉を中心としたサイドストーリーと言ったところ。頁数的にも最も少ないんだけど、ここは結構、ストレートな恋話でなんかほっとした。…あくまでも「相対的に」ストレートってことね。他の作品と比べちゃいけない。
今回は、短編と言う形だけど…パワーは相変わらずだな、というのを再確認。
通算1304冊目
テーマ : ライトノベル - ジャンル : 小説・文学
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