著者:鏡遊


学校一ともいわれる美少女ギャルの葉月葵と、目立たない陰キャの少年・湊寿也。一見、何の接点もない二人だが、同じマンションに住んでいる、ということで放課後には互いの家を行き来して遊ぶ仲の良い友達。下ネタなども言い合う仲だったが、だんだんと……
タイトルまんまの内容ですな……本当に……
個人的な感想としては前半はまだしも、後半はちょっと変なところに進んじゃったように感じる。
元々接点のなかった二人。けれども、試験前に赤点を回避したいから、と寿也に勉強を教えてもらうことになったところから交流が始まる。試験が終わって、交流もなくなると思いきや、その後も葵はそ寿也の家にやってくる。そうして、今では冒頭に書いたように、毎日のように互いの家を行き来し、ゲームをしたり、下ネタも含めてぶっちゃけた話をするような仲に……。そんな中で、下ネタを含んだやり取りをする中で、パンツを見せて、とか、スパッツを脱がせる遊びがしたい……というようなやりとりが行われるように……
「パンツ見せて!」「……仕方ないな」
的なやりとりって、そのまま見れば、いや、そんなのあり得ないだろ! という感じになるのだけど、その前段階がしっかりとしているのでそこまで不自然さは感じなかった。何というか、男同士の下ネタとかを言い合う悪友連中のやり取りを男女間でやったら? というノリ。互いに、「悪友」という感じで接し、そのノリがだんだんとエスカレート。その中で、寿也がひそかに憧れているお嬢様の瑠伽が近くにいる中でも……と進んでいく。この辺りまでは、丁寧に描かれていると思う(もちろん、ノリに対する好き嫌いは別にして)
ただ、その瑠伽に関係がバレてからの展開は、流石に無理がないか? という感じに……
関係がバレて、瑠伽がドン引き、っていうのならばわかる。でもそうじゃなくて、なぜか、瑠伽が「自分だけ仲間外れなんてずるい」とばかりに迫り始め、葵もそこに対抗して……という形で話が進むのだから。流石にここまでくると、妄想が過ぎるように思えてしまった。瑠伽が、そういう行動をとるのであれば、その辺りの背景とかが欲しいところなのだけど、そういう掘り下げとかほとんどないだけに。
個人的な好みとすれば、瑠伽を加えた形の変なハーレム展開にせず、葵と寿也の二人の関係に絞られていた方が好みだった。それであれば、先に書いたように納得できただけに。
No.6586

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この記事は、「新・たこの感想文」に掲載するために作成したものです。
他のブログなどに、全文を転載することは許可しておりません。
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タイトルまんまの内容ですな……本当に……
個人的な感想としては前半はまだしも、後半はちょっと変なところに進んじゃったように感じる。
元々接点のなかった二人。けれども、試験前に赤点を回避したいから、と寿也に勉強を教えてもらうことになったところから交流が始まる。試験が終わって、交流もなくなると思いきや、その後も葵はそ寿也の家にやってくる。そうして、今では冒頭に書いたように、毎日のように互いの家を行き来し、ゲームをしたり、下ネタも含めてぶっちゃけた話をするような仲に……。そんな中で、下ネタを含んだやり取りをする中で、パンツを見せて、とか、スパッツを脱がせる遊びがしたい……というようなやりとりが行われるように……
「パンツ見せて!」「……仕方ないな」
的なやりとりって、そのまま見れば、いや、そんなのあり得ないだろ! という感じになるのだけど、その前段階がしっかりとしているのでそこまで不自然さは感じなかった。何というか、男同士の下ネタとかを言い合う悪友連中のやり取りを男女間でやったら? というノリ。互いに、「悪友」という感じで接し、そのノリがだんだんとエスカレート。その中で、寿也がひそかに憧れているお嬢様の瑠伽が近くにいる中でも……と進んでいく。この辺りまでは、丁寧に描かれていると思う(もちろん、ノリに対する好き嫌いは別にして)
ただ、その瑠伽に関係がバレてからの展開は、流石に無理がないか? という感じに……
関係がバレて、瑠伽がドン引き、っていうのならばわかる。でもそうじゃなくて、なぜか、瑠伽が「自分だけ仲間外れなんてずるい」とばかりに迫り始め、葵もそこに対抗して……という形で話が進むのだから。流石にここまでくると、妄想が過ぎるように思えてしまった。瑠伽が、そういう行動をとるのであれば、その辺りの背景とかが欲しいところなのだけど、そういう掘り下げとかほとんどないだけに。
個人的な好みとすれば、瑠伽を加えた形の変なハーレム展開にせず、葵と寿也の二人の関係に絞られていた方が好みだった。それであれば、先に書いたように納得できただけに。
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