著者:とがの丸夫


市民の平和を脅かす『敵(ヴィラン)』に対し、命がけで戦うヒーロー。その名前は、幡部晴彦。そんな彼は、胸にかける穢れなき思いを胸に、幾多の敵女性を羞恥と怒りに染め上げていた……。「おっぱいを揉ませてください!」「な、何を言っているの!?」
……なんか、取っ散らかっている。正直な感想としては、そう言わざるを得ないかな。
最初に設定を説明すると、社会の平和を乱す存在としての「ヴィラン」が存在している世界。そんなヴィランに対抗するために、ヒーローを集めた特務機関が存在し、主人公である晴彦は、その将来のエースと呼ばれる存在。彼は、ヒーロー・ホワイトジョーカーとして日夜、ヴィランと相対する存在。そして、そんなヒーローをヒーローたらしめるのは、PF能力と呼ばれるものを持っているため。ただ、PF能力は、常人の能力を上回る力を発現させる代償として、その人の持つ欲望に忠実になってしまう。晴彦がおっぱいを揉みたい、というのもそのせいであると言うのだが……
まぁ、そういう欲望を発散させるため、敵の女性幹部とか、そういうのならば……という発想自体は悪くないと思う。
ただ、じゃあ、敵との戦いのときだけなのか? というと、そうとも言えず、護衛対象の朱音からもラッキースケベが出てみたりするし、敵との戦闘において晴彦がPF能力を使った様子も見えない(つまり、純粋な体力で戦っている) さらに、晴彦の戦闘そのものも、真面目なバトルというよりも、完全に漫才というやりとり。だって、不利に陥った敵が警察に通報して助かったりするんですぜ?
物語として勢いで押し切っている感じで、ところどころではくすっとした部分はあるのは確か。ただ、全体を通してみるとギャグ連発で(しかも、ちょっと滑り気味)、物語の中心になる部分がどこだったのか、というのがよくわからなかった。ちょっと自分には合わなかったな……
No.6598

にほんブログ村
この記事は、「新・たこの感想文」に掲載するために作成したものです。
他のブログなどに、全文を転載することは許可しておりません。
「新・たこの感想文」以外で全文を転載したブログ等がありましたら、それは著作権を侵害した違法なものとなります。
市民の平和を脅かす『敵(ヴィラン)』に対し、命がけで戦うヒーロー。その名前は、幡部晴彦。そんな彼は、胸にかける穢れなき思いを胸に、幾多の敵女性を羞恥と怒りに染め上げていた……。「おっぱいを揉ませてください!」「な、何を言っているの!?」
……なんか、取っ散らかっている。正直な感想としては、そう言わざるを得ないかな。
最初に設定を説明すると、社会の平和を乱す存在としての「ヴィラン」が存在している世界。そんなヴィランに対抗するために、ヒーローを集めた特務機関が存在し、主人公である晴彦は、その将来のエースと呼ばれる存在。彼は、ヒーロー・ホワイトジョーカーとして日夜、ヴィランと相対する存在。そして、そんなヒーローをヒーローたらしめるのは、PF能力と呼ばれるものを持っているため。ただ、PF能力は、常人の能力を上回る力を発現させる代償として、その人の持つ欲望に忠実になってしまう。晴彦がおっぱいを揉みたい、というのもそのせいであると言うのだが……
まぁ、そういう欲望を発散させるため、敵の女性幹部とか、そういうのならば……という発想自体は悪くないと思う。
ただ、じゃあ、敵との戦いのときだけなのか? というと、そうとも言えず、護衛対象の朱音からもラッキースケベが出てみたりするし、敵との戦闘において晴彦がPF能力を使った様子も見えない(つまり、純粋な体力で戦っている) さらに、晴彦の戦闘そのものも、真面目なバトルというよりも、完全に漫才というやりとり。だって、不利に陥った敵が警察に通報して助かったりするんですぜ?
物語として勢いで押し切っている感じで、ところどころではくすっとした部分はあるのは確か。ただ、全体を通してみるとギャグ連発で(しかも、ちょっと滑り気味)、物語の中心になる部分がどこだったのか、というのがよくわからなかった。ちょっと自分には合わなかったな……
No.6598

にほんブログ村
この記事は、「新・たこの感想文」に掲載するために作成したものです。
他のブログなどに、全文を転載することは許可しておりません。
「新・たこの感想文」以外で全文を転載したブログ等がありましたら、それは著作権を侵害した違法なものとなります。
スポンサーサイト