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なーんにもできないギャルが唯一できるコト2

著者:鈴木大輔



絵を描くこと以外、何もできないギャル・一ノ瀬涼風。親が新婚旅行から帰ってきても、彼女の世話を続ける新太。涼風の友人・唯から一緒に住んでいることがバレてしまったりする中、涼風はあることをお願いしてくる。「マネージャーになってほしい」 そんな涼風のお願いに対して……
なんか、どんどんカオスなことになってきている感じがする。
まず、涼風が新太に対してマネージャーになってほしい、というお願いをした理由。それは、色々なことの管理が全くできないから。SNSに投稿したイラストを見た会社から、イラストを描いてほしい、という依頼が届く。断ったものの、しつこく食い下がってくるので「自分の描きたいものであれば」「期限は約束できない」「その代わり、ギャラはいらない」という形にしてもらった。……が、当然のように、イラストは描かない。そして、催促が山のようにと言う状態に……。そりゃあ、涼風じゃあ管理しきれないなぁ……。そこで新太は、事情を説明するメールなどを出し、御断り。そんな中、依頼をしてきたゲーム会社からは、管理をつけると提案されるが、新太だからこそ……
……この人、多分、魔性の女タイプだわ……
ほぼ「お兄ちゃん」発言と、イラストを描く、という二つで、全てを新太に押し付けている形だし。1巻では何度も「あんたホントに何もできねえな!」と言っていた新太だけど、今回は完全に手玉に取られるシーンをひたすら見せつけられたように感じる。本人が幸せなら、それでよい、という気もするけど、読んでいる自分は「それで良いのか?」という感じになっていた。
そして、そんな二人が同じ家で、ということを知った唯。ギャルグループの中でも女王格で、新太は奴隷だ、などと言ってくる存在。学校で食事をとっていると、グループに加われと要求してきたり、涼風(=新太)の家に一緒に行こうと誘ってきたり……。しかも、その家でなぜか新太に迫ってきて……
一応、唯の目的は明らかになるので、1巻よりは物語のまとまりは感じたのだけど、涼風のマネージャーをやることになったり、涼風のイラストに粘着する厄介さんがいたり……とか、色々と話の方向が広がってきていて、どこへ向かうのかな? というのがちょっと気になるところ。

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Tag:小説感想角川スニーカー文庫鈴木大輔

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