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俺の背徳メシをおねだりせずにはいられない、お隣のトップアイドルさま

著者:及川輝新

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BOOK☆WALKER

おせっかいな高校生・真守鈴文は空腹で倒れているマンションの隣室を助ける。倒れていたのは、人気急上昇中のアイドルグループ『スポットライツ』のセンター・有須優月だった。理想のアイドル像を求め、過度の食事制限をしている優月。そんな彼女に鈴文が食事を振る舞うと幸せいっぱいの顔で完食。その姿に恋した鈴文は、優月の大好物で誘惑し「メシ堕ち」させることを決意し……
第19回MF文庫Jライトノベル新人賞・優秀賞受賞作。
アイドルとか、そういう一般人には高嶺の花と言えるような存在を主人公が世話をし、周囲には秘密の関係を築く。そういう話は決して珍しいわけじゃないけど……この作品の主人公・鈴文はギルティ!
いやね、極度の食事制限の結果、空腹で倒れてしまった優月を心配し、毎日のように押しかけて食事を食べさせる。ここまではまぁ、良い。けれども、その提供するメニューがハイカロリーすぎるんだよ! 豚丼、ドリア、焼きそば、ラーメン……しかも、ただのラーメンじゃなくてカロリーマシマシな二郎丸(二郎)系と、明らかに、毎日、そういう食事をしていたら確実に太るぞ! 実際、なんか体重が増えた、みたいな描写があるし。
そんな中で、メシを食わせたい鈴文と、「アイドルとして」鈴文をファンにしてしまおう! という優月の対決(?)が始まる。……多分、読者全員が予想するように、常に優月は完敗するわけだけど、ただ、悔しまぐれになぜか腹を触らせたり、写真集をプレゼントしたりとやって、何やかんやで鈴文も優月に惹かれていく。そして、そんな中に、幼馴染も乱入したりしていって……
終盤、ちょっと優月が「完璧な」アイドルを目指していたのに振りを間違え……みたいな小波乱はあるけれども、なんか読んでいて感じるのは、ひたすら優月が鈴文のメシの誘惑に完敗する姿を楽しむ作品だったな、という感じだろうか。今後も、色々とバラエティに富んだ料理を出して、という展開が作りやすそうな気はする。
……ただ……
メシを目の前にした優月の顔。表紙でもわかるのだけど、完全にぶっ飛んでいるんだよな……色々な意味で……

No,6946

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Tag:小説感想MF文庫J及川輝新

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